コストコの安過ぎるブランド広告は偽物!詐欺に注意して賢く買い物

InstagramやYouTubeなどを開いていると、様々な広告が流れてきますよね。

  • 「ヴィトンなどのブランドバッグが90%OFF!」という安過ぎるセールの広告が流れてきた!
  • ブランド品のタイムセールと書いてあり、商品ページを開くとカウントダウンが始まった!

一見、コストコの公式オンラインショップの広告かな?と思っていると、何やら偽物っぽい…。

結論から言うと、コストコに見せかけたこのような広告は、偽物の詐欺サイトである可能性が高いので、注意してください。

今回は、SNSに出てくる偽物広告と公式サイトとの見分け方や万が一詐欺サイトでブランド品を購入してしまった場合の対処法などを紹介します。

まずは、本当にコストコ公式サイトか?偽物かも?と疑うことから始め、むやみにクリックしないようにしましょう!

目次

コストコの激安ブランド広告は偽物!

コストコは、大容量で、美味しいので、満足度が高いですよね!

コストコに行ったら、食料品ばかりに目が行き、ブランド品コーナーは素通りするのですが、ブランド品もお得に買えちゃいます。

しかし、コストコを装って、Instagramや Twitter、YouTubeなどで広告を流している悪質な詐欺があるようです。

SNSをよく利用している人なら、激安ブランド品販売サイトの広告を一度は見たことがあるのではないでしょうか?

コストコのセールを装って、ブランド品を激安価格で販売している画面が流れてきたら、偽物広告なので要注意。

コストコの激安ブランド広告が偽物である理由
  • コストコでヴィトンは取り扱っていない
  • コストコ公式サイトでは、カウントダウンのセールはない
  • コストコに限らず、ブランドの正規品が90%OFFになることはない

コストコの激安ブランド広告が偽物である理由について、詳しく見ていきましょう。

コストコでヴィトンは取り扱っていない

前提として、コストコの店舗及びオンラインショップでヴィトンは取り扱っていません。

コストコ公式サイトでは、カウントダウンのセールはない

また、偽物の広告では、カウントダウンが始まるものもあります。

見た人を急かして、広告にクリックさせるための手口です。

正規のコストコオンラインショップでは、カウントダウンのセールもありませんよ。

コストコに限らず、ブランドの正規品が90%OFFになることはない

コストコのブランド品を見ると、ブランドの公式サイトで購入するよりも、少し安いですが、90%OFFなどといった大幅値下げはありません。

「閉店により在庫セール」や「海外から大量に仕入れているため安く販売できる」などは全て嘘です。

サイト内には「本物です」って書いていますが、そう書いているだけです。わざわざ「偽物です」と書くわけがありません。

ブランドの正規品であれば、在庫処分をする必要もありませんし、新品で90%OFFなんてあり得ません。

フリマサイトに出回るコピー品にも注意してくださいね。無断転載の写真や紹介文ばかりですよ。

「安いから」と思って購入してしまうと、後で必ず後悔します。

買ってから気づく方が多いのですが、それではすでに遅いので、買わないようにしましょう。

コピー品を購入することも犯罪になってしまうので、気をつけましょう。

コストコを装って、Instagramや Twitter、YouTubeなどで激安ブランドの広告を流している悪質な詐欺についてお話ししました。

SNSで流れてくる広告は、便利な時もありますが、詐欺なども溢れているので、怖いですよね。

そんなあなたのために、コストコ公式サイトと詐欺サイトを見分けるコツを紹介します。

アメリカでコストコ会員向けに送られた警告

会員になれば食品やブランド品などたくさんの商品がお手頃価格で手に入る超大型スーパーのコストコ。

その一方で、コストコの名前をうたって、個人情報などを不正に入手しようとする詐欺が増えました。

そんな中、アメリカのコストコは、実際に会員のもとに送られてきた詐欺の事例を公開したそうです。

コストコを名乗る詐欺サイトからのメッセージ
  • 30秒のアンケートに記入するだけで、限定特典が得られると書かれたポップアップウィンドウ
  • 2%の現金還元を餌にしたリンク付きショートメール  など

あらゆる方法で騙そうとする、悪質な詐欺の数々。年々、手口が巧妙になっていて、被害者が後を絶ちません。

コストコは、改めて「不審なメールに記載されたリンクにはアクセスしないでください。」と注意喚起を行ないました。

ちなみに、Better Business Bureauによると、2020年にオンライン詐欺を報告した消費者のうち80.5%がお金を失っています。

これは、Fox Newsが報じた2015年の71.2%から約10%も増加しています。

BBB Scam Tracker Risk Reportの調査では、最もリスクの高い詐欺のトップ3に「ネットショッピング」がランクインしているそうですよ!

コストコ公式とブランド品が安い詐欺サイトの見分け方

コストコ公式サイトと詐欺サイトを見分けるコツとしては、次のようなことが挙げられます。

  • URLが正しいか
  • ブランド品が極端に安い値段ではないか
  • 会社概要にコストコと書いてあるか
  • 日本語がおかしくないか

詐欺サイトは、簡体字混じりや日本語訳が変になっていることがありますので、日本語がおかしくないかどうかもチェックポイントです。

できれば、ブランド品を安い値段で売っている広告を見た瞬間に、詐欺かもしれないと疑いましょう。

怪しい場合は、むやみにクリックしないようにしてください。

ブランド品が安いからと言って、すぐに飛びつかないようにしましょう。

不安な場合は、コストコの店舗に確認すると確実で、安心です。

ネットショッピングをする時は、安心のできる店舗でお買い物するようにしましょう!

万が一詐欺サイトで購入してしまった場合の対処法

もし、詐欺サイトで購入してしまった場合、次のようなことになる可能性があります。

  • 頼んだ商品が届かない
  • 住所や電話番号、メールアドレスなどの個人情報を知られてしまう
  • クレジットカードの情報を抜き取られて、悪用されてしまう
  • 代引きで商品が届いたが、請求金額がネットで表示されていたものとは異なっていて、高くなっていた
  • 画像とは異なる商品が届いた
  • 明らかに偽物の商品が届いた
  • 連絡がつかない
  • 返品できない  など

偽物の広告にクリックしてしまった時点で、ワンクリック詐欺の可能性があり、危険です。

しかし、次のような場合に対応すべきことについて、紹介しますね。

代引きを選択していた場合

代引きを選択していた場合は、荷物を受け取らずに、受け取り拒否をしてください。

偽物の商品が届いた場合

万が一、偽物の商品が届いた場合は、悲しいですが、速やかに捨てましょう。

偽物の財布やバッグをリサイクルショップに持って行っても、当然引き取ってくれません。

メルカリやラクマなどのフリマアプリで偽物の商品を売ることも、もちろん禁止されています。

頼んだ商品が届かない場合

実際に発送されていたとしても、海外から国内へ送られてくる段階で、税関にて偽物は押収されることがほとんどだからです。

しかし、残念ながら、届かなくても・お金を払っていなくても、安心することはできません…。

すでに、個人情報が犯罪組織の手元にわたってしまっているからです。

知らないところで勝手に個人情報を使われることは、とても怖いです。

支払いを終えた後でも悩まず、すぐに各地の消費生活センターや警察などに相談しましょう。

参考までに、『インターネット通販トラブル』について記載のある、消費者庁のリンクを貼っておきます。

コストコではない詐欺サイトのブランド品はなぜ安い?

では、Instagramや Twitter、YouTubeなどの広告に、詐欺サイトの広告が出てくるのでしょうか?

インターネット上に広告を出すためには、紙の広告と同じように、全て金銭が発生しています。

詐欺サイトも、お金を払って広告を出していますが、逆に言えば、お金を払えさえすれば良いということ。

しかし、広告を出すことで、個人情報を取得できたり、ブランドのコピー品が売れたりしているので、広告の対価以上だと思われます。

詐欺サイトは、ブランド品をなぜ安い値段で売ることができるのでしょうか。

コストコになりすました詐欺サイトのブランド品がなぜ安いのかというと、実際に商品を届けなかったり、コピー品を送りつけたりするから。

コストコ=安いというイメージに漬け込んだ悪質で巧妙な詐欺サイトですよね。

まずは、ブランド品がなぜ安いのか?コストコではなく詐欺サイトかも?と疑うところから。

詐欺サイト側は、いくらでも嘘を言えますので、簡単に信じてはいけません。

まとめ

  • コストコのセールを装って、ブランド品を激安価格で販売しているものは、偽物
  • コストコ公式サイトと詐欺サイトの見分け方は、URLが正しいか・ブランド品が極端に安い値段ではないかなど
  • 万が一詐欺サイトで偽物の商品などを購入した場合は、すぐに各地の消費生活センターや警察などに相談する
  • コストコになりすました詐欺サイトは、実際に商品を届けなかったり、コピー品を送りつけたりする

今回は、SNSに出てくるコストコの偽物広告についてお話ししました。

ブランド品が極端に安く売られていたら、怪しいと思うことが大切です。

被害にあわないために、情報リテラシーを持って、自分自身で守りましょう!

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