甘いものが苦手になった理由は?胸やけする原因や上手な付き合い方も紹介

甘いもの、あなたは好きですか?それとも苦手ですか?

私は好きです♪「頑張ったときのご褒美」と言い訳をして、つい買ってしまうことも(笑)

ただ中には「前は甘いものがあんなに好きだったのに、今は苦手になった」という人もいるようです。

元々「苦手」なのではなく「苦手になった」のはどうしてでしょう?

調べてみると、それには年齢による身体の変化や女性特有のこと、日頃飲んでいる物などが関係しているようですよ。

苦手になったと感じた人は、自分の身体に何が起きているか知りたいですよね。

また甘いものを苦手な人が周りとうまく付き合う方法、そして甘くないおすすめお菓子もご紹介します。

周りの人とのお付き合いまで苦手にならないよう、ぜひ最後までお読みください♪

この記事でわかること
  • 甘いものが苦手になった理由
  • 甘いものを食べると胸やけする原因
  • 甘いものが苦手な人が周りの人とうまく付き合う方法
  • 甘いもの苦手な人でもおすすめなお菓子3選
  • 甘いものが苦手な人が男性に多い理由
目次

甘いものが苦手になった理由は?

前は甘いものなんていくらでも食べられたのに、いつの間にか食べられなくなった…なんて経験、あなたはありますか?不思議ですよね。

前はあんなにケーキが大好きだったのに、最近苦手になったのはどうしてかな?

調べてみると甘いものが苦手になった理由は、身体の変化や年齢によるもの、また女性特有のものなどさまざまな理由が原因ということが分かりましたよ。

甘いものが苦手になった理由や原因としては次の6つが考えられます。

  • 大人になり「甘み」が必要なくなったから
  • 加齢により消化器官が落ちてきたから
  • 舌にある味蕾(みらい)の働きにより味覚が変わったから
  • 妊娠によるホルモンバランスの変化から
  • お酒やジュースで糖分をとっているから
  • たばこを吸っていて味覚が変わったから

中には、前は甘いものが大好きだったのに、ある時を境に「苦手になった」人もいるのです。ダイエット中の方は、私を含め「そんなのうらやましい!」と思うかもしれませんね。

でも苦手になった本人は、その理由が分からなく不安になることもあるようです。

前に好きだった甘いものが苦手になると、自分の身体の中でどんな変化が起こっているの?どんな理由なの?と疑問に思いますよね。

ものしり博士
ものしり博士

では苦手になったと考えられる理由それぞれ一緒にみていこう!

大人になり「甘み」が必要なくなったから

実は、大人になると子供のころよりも「甘み」が必要なくなるのです。

このことから、だんだんと甘いものが苦手になる人がいるようです。

逆に言えば、子供のうちや若いときに「甘み」が欲しくなるのはなぜだと思いますか?

それは「甘み」に成長のため必要なエネルギー源がたくさん含まれているからです。

赤ちゃんが最初に飲むミルクや母乳には甘みがありますね。次に口にするおかゆ(ご飯)などの炭水化物からもほんのりとした甘さを感じます。

そのため甘みは本能的に好まれ、安心する味としてインプットされるようですよ。子供がお菓子好きな理由も納得ですね!

また炭水化物は成長に必要なエネルギー源になるため、子供から成長期に至っては炭水化物や甘いものに含まれる「糖」を身体が必要としています。

そして大人になり成長が止まった身体には、もうそれほどのエネルギーは不要になるのがお分かりですね。

だから大人になると食べた分だけ身体に蓄積されていくのね…

身体が糖を必要としないため、甘いものを受け付けなくなるということだよ。

加齢により消化機能が落ちてきたから

若いころは甘いものがたくさん食べられたのに、年々食べると胸やけなどがするため苦手になる人もいます。

実は、加齢により消化機能が落ちて甘いものを食べると胸やけするようになり、苦手になることもあります。

私の友達はまさにこのタイプ!10代や20代前半はスイーツバイキングでどんだけでも食べられたのに、今はケーキ1個でも胸やけしてきてきついといいます。(笑)

味が嫌いな訳ではないけれど、食べていると身体が受け付けないそうです。

舌にある味蕾(みらい)の働きにより味覚が変わったから

舌にある味蕾(みらい)という器官によって、味覚が変わることがあります。

「味蕾(みらい)」は主に舌にある小さな器官で、甘み・苦味・塩味・酸味などを感じることの出来る「味覚センサー」。

そして、この味蕾の働きにより、一度まずいと感じるような経験をすると、その後その味が苦手になることもあるのです。

人間の舌にはおよそ1万個の味蕾(みらい)があり、甘いや苦いなどの繊細な味を感じ取ることが出来るのだよ。

この味蕾(みらい)の細胞は7~10日周期で入れ替わり、次々と新しい細胞に変わっていくそうですよ。驚きですね。

そのため、その時々の経験したことや心理状態により、味覚が変わることもあると言われています。

例えば、お腹いっぱいの時にケーキを無理やり食べ、あとで気持ちが悪くなった…という経験はありませんか?

その後、もうケーキはしばらく見たくないという心理になりますよね。

このような経験をすると、脳が”甘いもの”=”マイナス”のイメージを「学習」します。

食べ物の好き嫌いは味だけで決まるのではなく、食べたときの身体の状態や体験したことによって変化する場合もあります。

そして先ほどお伝えしたように、味蕾(みらい)の細胞は短い周期で変わっていくため「学習」により味覚も変化し、甘いものが苦手になってしまうのですね。

身体の色々な変化によって、甘いものが苦手になってしまうのね。

そう、苦手になったのは感覚的なものだけじゃなく、身体の中に理由があると考えられているよ。

妊娠によるホルモンバランスの変化から

今まで好きで食べていた甘いものが苦手になるほど、味覚が変わるとき…それは女性の身体が一番変化する「妊娠中」のホルモンバランスの変化です!

特に女性が妊娠初期のつわりの時期、「プロゲステロン」というホルモン物質が体内で多く作られ、それによって味覚が変化すると言われています。

ただ味覚が変化する理由はハッキリ分かっていない部分も多いそうです。

妊娠中は、白いご飯が食べられない、特定のものしか食べられないなど、色々な体験談を聞きますよね。味覚の変化は驚くものがあります。

そのため甘いものや油っぽいものが苦手になっても、不思議ではないですね。

甘いものが苦手になった…など女性が妊娠により起こった味覚の変化は、多くは妊娠の終わり、つまり出産と同時に終わる人が多いとのことです。

私も妊娠中、味覚が変わって無償にラーメンやポテトなど塩っ辛いものを欲していましたよ(笑)

お酒やジュースで糖分をたくさんとっているから

お酒やジュースには糖分がたくさんあります。

そのため、日頃からお酒やジュースを飲む習慣がある人は、すでに十分に糖分をとっていることから甘いものが苦手になることがあります。

よくお酒を飲む人は、甘いものはいらないということありませんか?

私の父や叔母はまさにこのタイプ。お酒を飲む日はデザートなんて食べれないと言います。

また、私自身も、飲み会でたくさん飲む日はあまりデザートを食べたいと思いません。むしろ辛いものを欲します。

ただ、お酒やジュースを断つと、甘いものをまた食べたくなることもありますよ♪

たばこを吸っていて味覚が変わったから

たばこを吸っていると、先ほど紹介した舌の器官味蕾に悪影響があり味覚が薄くなります。

そのため、甘いものもおいしく感じなくなることがありますよ。

ただ、甘味や酸味、塩味に関してはそこまでたばこを吸っていても影響はないとの情報もありました。

しかし、たばこを吸っている時は甘いものはいらなかったけど、やめたら甘いものを欲する人もいます。

甘いものが苦手になった背景には、さまざまな理由がありました。

苦手になった人はどの理由が自分に当てはまるのかわかりましたか?

理由によっては、また甘いものがおいしいと感じられることもあるので、もしかしたら苦手じゃなくなるかもしれません♪

甘いものを食べると胸やけする原因は?

甘いものをたくさん食べられて満足…でも何だか胸焼けがする…なんて残念な経験はありますか?

調べてみると加齢により消化機能が低下することが、胸焼けする原因だと分かりました。

ここからはなぜ甘いものを食べると胸やけをするのはを詳しく紹介します。

甘いものというのはどうしても高カロリーになり、クリームなど加工品には脂質が多く含まれていますね。

水と油の関係を思い出してください。水の中に油を入れても溶けることはなく分離したままです。

同じように、油っぽいものを消化するほど胃腸には負担がかかるのが分かりますね。まして、年齢を重ねるほど消化機能というのは低下していくのです。

そして、消化に負担がかかるということはそれだけ胃の中に残る時間が長くなり、胃液の分泌を高めるそうですよ。

その胃酸が胃から食道に逆流することで、胸焼けが起きる原因になってしまいます。

ちなみに通常の食事の消化時間は3時間程度なのに対し、油っぽいものや甘いものは4時間、お菓子によく使われるバターは何と12時間もかかるそうです!

それだけ甘いものや高脂質のものは消化に負担がかかり、胸焼けの原因になるということですね。

それなら甘いものが苦手になったのは、身体にとっていいことなのかな?

現代人は高カロリー・高脂質のものを食べがちだから、健康のためには良いことだよ。

甘いものが苦手な人が周りの人とうまく付き合う方法

甘いものが苦手って言うと「女の子なのに変わってるね」っていつも言われるの…

他にも、甘いものが苦手だと伝えると「変人あつかい」されたり「自分ばかりダイエットしちゃって~」などと言われたり、理解されないことも。

「辛いものが苦手」と言ってもあまり驚かれませんが「甘いものが苦手」と言うと驚かれるのは「みんな甘いものが好き」というイメージが定着しているからだと思います。

私も今回調べるまではそのように思い込んでいたところがあり、贈り物には甘いものばかり選んでいました…反省です。中には苦手な人もいるのですよね。

そこで、甘いものが苦手な人が、周りとうまく付き合う方法や対処の仕方を考えてみました。

今回紹介する方法はこちらです!

  • 何度も繰り返し苦手アピールをする
  • スイーツバイキングでは食べられるものを選ぶ

何度も繰り返し苦手アピールをする

日頃から周りには「私、甘いもの苦手なんです!」と笑顔でアピールしておきましょう。

覚えてもらうまで繰り返し伝えたり、初対面の人には自己紹介がてら伝えたりするとインパクトがあり覚えてもらえるかもしれません。

例えば、「塩っ辛いものやお酒が好きなんですよね~」と日頃から伝えておくことで、そういう人なんだと周りも認識してくれますよ。

なかなか信じてもらえない人には、甘いものを一口食べて「あ、ちょっと気分が…」といってトイレにでも逃げましょう。二度と勧めてこないと思います。

私も職場の先輩たちに甘いものが苦手という方が何人もいて、いつも営業さんにもらったお土産で甘いものがあればわけてくれていました。

だんだんと〇〇さんは甘いものは苦手だからと周りにも認識されていましたよ。

スイーツバイキングでは食べられるものを選ぶ

甘いもの好きな人には天国ですが、苦手な人には最悪の場所です。

でも、友達みんなで行くことになり断れない場合もあるかもしれません。

そんなとき、うまく付き合うためにはとりあえず一緒に行きましょう。

バイキングの中には、サンドイッチや軽食のようなものを置いてあるところもあります。

またフルーツやゼリーなら、ケーキほど甘さは感じないと思います。

あとはゆっくりコーヒーを飲みながら過ごしたり、スイーツを美味しそうに食べるお友達の写真を撮ってあげたりしましょう。感謝もされ一石二鳥です。

甘いもの苦手な人でもおすすめなお菓子3選

甘いものが苦手な人でも食べられる美味しいお菓子を探してみました!

甘いもが好きでも苦手でも、食べたくなるおすすめお菓子3選はこちら♪

甘いもの苦手な人でもおすすめなお菓子
  • 小魚アーモンド おやつ OH! オサカーナ
  • ポッキー 「大人の琥珀」「女神のルビー」
  • かきたねキッチン 柿の種 アソート

小魚アーモンド おやつ OH! オサカーナ

まさに健康おやつの代名詞ともいえる、小魚とアーモンドのおやつです。1袋でカルシウム約800mgとはすごいですね!

甘いもの苦手さんにも、お子さんのおやつにもいかがですか。

ポッキー 「大人の琥珀」「女神のルビー」二個セット

定番ポッキーから、大人のための贅沢ポッキーが発売されました。

どちらもウィスキーやワインなどのお酒とあう、まさに大人のポッキーです。

チョコレートも使われていますが、お酒の香りがする甘すぎない味になっているそうです。これは食べてみたい一品ですね!

かきたねキッチン 柿の種 アソート

おなじみ柿の種ですが「甘醤油のあと辛」「贅沢チーズ」「海鮮風塩だれ」のフレーバーを使用し、それぞれの味が贅沢に楽しめるそうです!

個包装になっているので、甘いものは苦手…という方への贈り物にも最適ですね。

私もこれなら食べられそう!

わしは柿の種が食べてみたいなぁ。

調べてみると、美味しそうなお菓子がたくさんありますね。今度、私も贈り物を選ぶときは、相手が甘いものが苦手でないかリサーチしてから贈りたいと思います。

甘いものが好きな人も苦手な人も、お互いうまく付き合うためには相手の立場になって考えられるとよりよい関係になりそうですね♪

ケーキが嫌いな人向けの誕生日ケーキ代替え案をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてください!

甘いものが苦手な人が男性に多い理由は?

甘いものが苦手な男性って結構いませんか?

女性はスイーツ好きが多いですが、男性だと逆にスイーツ好きは珍しいと感じることもあります。

なぜ男性は甘いものが苦手な人が多いんだろう?

実は、男性に甘いものが苦手な人が多いのは人間の本能や舌の感度が関係しているそうでいろんな説がありましたよ!

  • 人間の本能が関係している説
  • 舌の感度が違う説

人間の本能が関係している説

猿人類だったころ、男性が狩りに出て女性が子育てや家を守っていた時代がありました。

その時、女性は妊娠・出産があることから、甘いものや高カロリーな食べ物は主に女性が食べていたそうです。

昔は今と違っていつ食べられるかわからなかったため、効率よく栄養をとる必要があったからです。

そのため、男性は意識的に甘いものを避けていたそうで、そのころの本能が今もなお影響しているとのことですよ。

また、昔は、女性が料理する時、食べ物の腐敗を確かめるために舌を使っていたため、女性の舌は男性よりも味覚を感じるのに優れているとの考えもあります。

女性が果実をとりにいくことも多かったため、甘味にも慣れているとの説もありましたよ。

舌の感度が違う説

先ほど紹介した説とは真逆ですが、男性は女性よりも舌にある味蕾の数が多いため、女性よりも甘いものを甘ったるいと感じるそうです。

また、白人は黄色人種よりも味蕾の数が少なく、甘味を強く感じないそう。そのため日本人よりも甘いものが平気な人が多いようです。

確かに、アメリカに留学した時に、甘いコーラを飲みまくっているアメリカ人を見て、こんなに飲めない…と衝撃を受けたことがあります。

アメリカで食べたケーキも甘くてこんな甘いの食べられないよ!!と思った記憶もありますよ。(笑)

人種によっても、性別によっても舌にある味蕾の数の違いから甘いものが得意か苦手かはありそうですよね!

甘いものが苦手になったまとめ

  • 甘いものが苦手になった理由は、身体の変化や年齢によるもの、苦手と感じる「学習」によると思われる。
  • 甘いものを食べると胸焼けする原因は消化機能の低下によるもの。
  • 女性は妊娠によるホルモンバランスの変化により、甘いものが苦手になることがある。
  • 甘いものが苦手になった人でも、うまく周りに伝えながら心地よく過ごすことが出来る。
  • 甘いものが苦手な人でも美味しく食べられるお菓子がある。

甘いものが苦手になった理由は、身体の変化など色々なことが関係しているのが分かりました。

甘いものが苦手なんて、やめられない人(私)からみるとうらやましいと思っていましたが、悩みがあることも分かりました。

お互いの好みを理解しながら、甘いもの好きさんも苦手さんも心地よく過ごせたらいいですね!

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