保存版!ラム肉の焼肉の焼き方やおいしく焼くポイントを紹介

あなたはラム肉を食べたことがありますか?食べたことはあっても、食卓や焼肉の食材で食べる機会は少ないかもしれません。

私の住む北海道では、ほとんどのスーパーにラム肉が並んでいますが、家庭で食べる焼肉はジンギスカンになりがちです。

全国的にスーパーによく並ぶお肉ではありませんが、最近ではラム肉を扱う店舗も多くなってきています。

お家焼肉で食べるとき、ラム肉は他のお肉と同じ焼き方をすると硬くなりやすいです。

でも、ラム肉は焼き方のポイントを押さえておけば、簡単においしく食べられるんです!

他の肉に比べて栄養価も高く、おいしいのに食べないなんてもったいないですよね。

ラム肉をお家焼肉で、おいしく食べる焼き方のポイントやレシピもご紹介していきます♪

目次

ラム肉の焼肉をおいしく食べる焼き方

あまりラム肉を調理したことがないと、調理するのにどうしようか悩みますよね?

せっかくのラム肉、おいしく食べたいですもんね。

ラム肉の焼き肉を美味しく焼くポイントを今回紹介します!

ラム肉の焼き肉を美味しく焼くポイント
  • 焼きすぎないでじっくり火を通す
  • 肩ロースがおすすめ
  • 冷蔵庫に出してから常温に戻す

ラム肉の焼肉をおいしく焼くポイントは焼きすぎないで、じっくり火を通すイメージです!

焼きすぎると癖も強くなり、お肉が硬くなってしまいがちです。

また、ラム肉の焼き加減は、お肉の断面がローズ色になるといいといわれています。

ローズ色といわれてもピンとこないですよね?

もともと、ラム肉は牛肉や豚肉に比べて濃い赤色です。

そこに火を入れていくと、他のお肉同様に白っぽくなっていきます。

ローズ色は、レアというより、低温でじっくり中に火を通している状態ですね。

そして、色々な部位もありますが、焼肉に向いているのは肩ロースが向いていますよ。

また、ラム肉を焼くときに、まずは冷蔵庫から出して常温に戻してください。

大体冷蔵庫から出して30分くらいで大丈夫です。

常温に戻しておくことで、焼きむらができにくくなりますよ。

ラム肉の焼肉の焼き方もいろいろあります。

今回はみんなで焼肉を食べるように、ホットプレートでラム肉の焼き方をご紹介します!

  1. ホットプレートは120度くらいにセット
  2. 油をひいて、お肉を入れたらすぐ蓋をして、5分ほど焼く
  3. 蓋を開けて返したらまた蓋をして、ホットプレートの温度は保温(60~70度)にする
  4. 5分待つ

お肉の薄さにもよりますが、焼き肉用やステーキ、ラムチョップはこの焼き方でおいしく焼けます。

私はほかのお肉と同じようにジュージュー焼いていたのですが…この焼き方を知ってやってみると、いつものラム肉がとってもジューシーになりましたよ。

「ラムの香り」と「塩」だけ満足感があり、おいしく食べられました!

ラム肉料理のおすすめレシピ3選!

ここではラム肉の焼肉料理のおすすめレシピを3種類ご紹介します!

レシピを知っておくことで、お料理の幅も広がりますよ♪

  • ジンギスカン
  • ラムステーキ
  • 香草パン粉焼き

それでは、ひとつずつ紹介していきます。

ジンギスカン

ラム肉を家庭で食べるならジンギスカンがお手軽でおすすめレシピです。

ジンギスカン用のラム肉は、たれに付け込まれている状態で売られているものもあるので簡単に作れちゃいます。

そしてたくさんのお野菜と一緒に食べられるのもいいところです!

外で楽しむときは、ジンギスカンは専用の「ジンギスカン鍋」を使います。

鉄のもありますが、最近ではアルミの使い捨ての鍋も売られていますよ。

室内で焼くなら、ジンギスカン鍋がなくてもホットプレートでもできます!

私のうちではいつもホットプレートで作っています。

<材料> 2人前
  • 味付きラム肉  250g
  • お好みの野菜(もやし・ピーマン・玉ねぎ・かぼちゃ・キャベツ等々) お好みの量
  • サラダ油  少量

<作り方>

  1. 温めたホットプレートにサラダ油をしき、たっぷりの野菜を軽く炒めます。
  2. その上にジンギスカンのラム肉を並べます。
  3. 野菜から出る蒸気で蒸すように火を通していきます。
  4. たれに漬けられているラム肉の場合はこのまま一緒に食べられますが、漬けていないラム肉の場合は上からたれをかけます。
  5. ラム肉に火が通ったら完成!野菜と一緒にいただきます!

普段の焼肉ではあまり野菜を食べない子供たちも、ジンギスカンの肉汁とたれの味がしみ込んだお野菜なら進んで食べてくれますよ。

しめには、野菜・肉汁・たれが残った鉄板でうどんを焼くと旨味たっぷりの「焼きうどん」が個人的にはおすすめです!

家族もお腹いっぱいなはずなのについつい箸が進んでしまいます。

ラムステーキ

ラム肉の味をシンプルに味わうならやはりステーキですね。

ラム肩ロース・ラムチョップ、どちらでもおいしく作れますよ!

必要な材料も少なくシンプルです。

<材料> 2人前
  • ラム肉(肩ロース・ラムチョップ・モモ肉)  250g
  • にんにく    1かけ
  • ローズマリー  2本
  • 塩・こしょう  適量

<作り方>

  1. ラム肉は30分くらい冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう。
  2. にんにくを1かけスライスにしておきます。
  3. フライパンにサラダ油をひき、弱火にかけ、にんにくとローズマリーの香りが出るまで炒めます。
  4. 香りが出たら一度にんにくとローズマリーを取り出します。
  5. ラム肉に塩・こしょうをして、先ほどのフライパンを中火にかけ焼きます。
  6. 焼くときは色がつくまで表・裏を焼き、蓋をして火を止め余熱で5分ほど置き、中まで火を通します。
  7. お皿にお肉を盛り付け、取り出しておいたにんにくとローズマリーを載せれば完成です!

私も作ってみましたが、ラム肉とローズマリーの香りがとてもマッチしていておいしかったです。

岩塩で食べたらより旨味が増して「お肉を食べている!」と満足感がありましたよ!

香草パン粉焼き

少しおしゃれに、ホームパーティーやお酒のおつまみにおすすめのレシピです。

こちらも材料がそろえやすく、簡単に作れました!

<材料> 2人前
  • ラム肉(ラムチョップがおすすめですよ)250g(ラムチョップの場合 4本)
  • にんにく(みじん切り)1かけ
  • ハーブソルト 適量
  • オリーブオイル 大さじ1×2
  • パン粉 大さじ3
  • 粉チーズ 大さじ1
  • パセリ 少々

<作り方>

  1. ラム肉をニンニク、ハーブソルト、オリーブオイルに漬けて10分くらい置いておきます。
  2. パン粉、粉チーズ、パセリを合えて香草パン粉を作っておきます。
  3. 漬けたラム肉をフライパンにオリーブオイルをしき、中火で表・裏をカリッと5~6分ほどかけて焼きます。
  4. 焼いたラム肉を耐熱皿に並べ、香草パン粉をかけ、オリーブオイルをお大さじ1杯、上からまわしかけます。この時耐熱皿に一緒にトマトやポテトなどを入れてもいいですよ!
  5. オーブントースターでパン粉に色がつくまで焼いたら完成です。

私はラムチョップで作ったのですが、ジューシーにできました!

油もしつこさがなく、さっぱりしていてハーブとの相性がピッタリでした。

焼肉以外にも煮込み料理もおすすめです!カレーのお肉をラム肉にしてもおいしいですよ!

ラム肉とはどんなお肉か紹介!部位別の特徴も

よく目にするラム肉は「ラムチョップ」や「ジンギスカン」が多いですよね!

ラム肉とは?と聞かれた時、羊のお肉というのは皆さんご存じかと思います。

でも羊のお肉にはマトン呼ばれるものもありますよね?

ラムとはマトンと、年齢が違うだけなんですよ♪

ラム肉とは、1歳未満の仔羊でクセが少なく食べやすいお肉です。いろいろな香りや味が楽しめます。

ラムホゲットマトン
12か月未満12か月~24か月未満24か月以上
クセが少なく柔らかい肉質とっても希少なお肉
クセは少なく、深みのある味わい
羊の香りが強く
肉質がしっかりしていて
旨味や脂がしっかりしている

ちなみに、羊のお肉に慣れている人はラム肉では少し物足りず、マトンを選ぶ人も多いそうです!

ラム肉の部位別の特徴

他のお肉と同じように、ラム肉も部位によって特徴があります。

その特徴を活かしてラム肉を楽しみませんか?

・ロース

柔らかい肉質で、ラム肉の中でも高級な部位です!ローストやステーキに適していて、肋骨ごとにカットしているものがラムチョップです。

・肩ロース

赤身と脂肪のバランスが良く柔らかい部位です!焼肉や厚切りステーキにも最適です。

・肩

脂肪が多く、ラム独特の香りを楽しめる部位です!筋っぽく硬い部位なので、煮込み料理には最適です。

・モモ

脂肪が少なく赤身を味わえる部位です!柔らかいところはステーキで、硬いところは煮込み料理におすすめです。

・バラ

脂肪が多めの部位です!煮込み料理には適してますが、加工用に使われることが多いためあまり市販されていない部位です。

基本的には他のお肉と特徴は類似していますが、手に入れやすいラム肉はロース・肩ロースが多いかと思います。

ラム肉には女性に嬉しい栄養がたっぷり!

ラム肉は他のお肉より栄養価が高く、体を温めるお肉といわれています!

私は冷え性なので、冬になると自分でもびっくりするくらい手足が冷えています。

暖かい飲み物を飲んでも、お腹は温まりますが、芯からは中々温まらないですよね。

薬膳はちょっと苦手な方も、いつものお料理のお肉をラム肉に変えてみませんか?

ラム肉に含まれる栄養素
  • Lーカルニチン
  • 必須アミノ酸
  • 亜鉛
  • ビタミン

寒い地域(北海道、北欧、モンゴル地方)でラム肉がよく食べられているのも、その効果をもとにされているからと言われています。

体の冷えは海外では病気とされているところもあり、代謝や血流を下げることで、様々な体調不良を引き起こす原因と考えられていますよ。

また、ダイエットにも良いといわれている栄養素も、ラム肉には含まれているんです!

私は「ダイエットにいい!」=「食べたら痩せる!」と勘違いしてました…栄養素の働きを知ることで正しい効果を引き出すことができると思います。

どんな栄養素が含まれているか、効果も含めて説明していきますね。

Lーカルニチン

アミノ酸の一種で、体内でも作られているものですが、その生成量は年齢とともに減っていくものです。

このLーカルニチンは新陳代謝を促進してくれることから、体を温める効果があるんです。

そして、脂質代謝も促進してくれます!

脂肪を分解する場所へ脂肪を運ぶ役割があるので、不足していると脂肪がたまってしまい燃焼することができなくなり、肥満体質になってしまいます。

Lーカルニチンが直接脂肪を燃焼するわけではなく、分解する場所へ運ぶ役割のため、摂取するだけでは痩せません!

運動と併用することを意識してくださいね。

必須アミノ酸

必須アミノ酸とは体内で作ることができないアミノ酸ですが、体の様々な機能を支えるのに大切な栄養素です。

その必須アミノ酸をラム肉はバランスよく含まれているんですよ!

  • リシン→免疫力や肝機能をあげてくれる効果
  • メチオニン→アレルギー症状を超す原因を減らしてくれる
  • フェニルアラニン→脳機能の活性化(集中力アップ!意欲向上!)

フェニルアラニンは抗うつ病の効果もあるそうですよ。

女性には貧血もちの人が多いですよね。

頭痛や疲労感が中々抜けないのは、体中に酸素を運ぶことが充分にできていないからなんです。

鉄分は血液中の赤血球の材料であるため、鉄分が不足すると赤血球が低下してしまいます。

赤血球は体内に酸素を運ぶ役割があるため、貧血症状ができてきてしまうのです。

でも、鉄分は吸収されにくい成分ですが、ビタミンCと一緒に摂取することで吸収が促進されます。

ラム肉は鉄分の豊富な食材の「ほうれん草」より3倍の含有量があるんですよ。

女性は生理・妊娠・授乳では特に貧血を起こしやすくなっているため、積極的に鉄分を摂取したいですね!

亜鉛

亜鉛は美肌や美髪に効果的な栄養素です!細胞の生成を活性化してくれる栄養素のため、子供の成長にも必要です。

そして亜鉛の大切な仕事は、味覚を正常に保つことです。味覚は、舌にある「味蕾(みらい)」という所で味を感じとります。

味蕾にある味細胞は亜鉛を材料にして細胞を生成していて、亜鉛を十分に補うことで、味蕾の働きを保つことができますよ。

ビタミン

ラム肉にはいろいろなビタミンがたっぷり!

・ビタミンB6

タンパク質を形成しているアミノ酸の代謝を助けています。免疫機能の維持や脂質の代謝、赤血球の合成に関与している栄養素です。

・ビタミンB2

脂肪を効率よく代謝するために必要な酵素を助ける役割があります。「発育のビタミン」とも呼ばれていて皮膚、髪、爪などの細胞の再生にも関与しています。

・ビタミンB1

糖質からエネルギーを生成するサイクルの中で大切な役割を担っています。不足するとエネルギー不足となり、疲労感や食欲不振にもなります。

・ビタミンE

抗酸化作用があり、老化防止に役立ってくれますよ。

また健康な血管を保ったり、LDLコレステロールの酸化も抑制してくれるため、不足すると血行が悪化したり、肌のシミ・しわができやすくなります。

他のお肉に比べてビタミンが豊富に含まれていて、健康な体の意地には欠かせないものばかりですね♪

ラム肉は子供から大人まで成長や健康に必要な栄養素がたっぷり!

まとめ

  • ラム肉の焼肉の焼き方はじっくり中まで火を通し、焼きすぎない
  • 断面がローズ色になるように焼き方を注意する
  • ラム肉は同じ羊肉のマトンよりもクセが少なく、柔らかい肉質で食べやすい
  • ラム肉には体を温めるなど、体に嬉しい栄養素がいっぱい!
  • ラム肉の焼肉にはジンギスカンやステーキ、香草パン粉焼きがおすすめ!

ラム肉はクセがあって苦手な人もいるかもしれません。

でもハーブや香辛料を使うと、おいしく食べられますよ!

ラム肉の焼肉は焼き方を押さえれば簡単においしく食べられます。

栄養価が高く、それほど値段も高くないので日常のお料理にも、パーティー料理にも、おつまみにもおすすめです。

鶏・豚・牛以外のお肉を家庭料理に取り入れて、献立のヒントにしてみてください。

私もいつも同じようなおかずが多くなっているので、ラム肉を入れることで「今日はちょっと違う」と家族に喜んでもらっています。

スーパーでラム肉を見かけたらぜひ試してみてくださいね!

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