伝統的な飲み物の甘酒。おいしくて、健康にもいいので好きな人も多いですよね。
甘酒を作る場合、炊飯器を使うのも人気ですが、炊飯器なしで簡単に作れる簡単な方法を知っていますか?
実は、魔法瓶や鍋など身近な道具でも甘酒を作ることができるんです。
今回は、甘酒の作り方で炊飯器なしのおすすめ方法をいくつか紹介します。
また、米麹だけで作る甘酒の作り方も紹介するので、甘酒好きの人はぜひ参考にしてくださいね◎
この記事で分かること
- 甘酒を炊飯器なしで作るおすすめ方法
- 甘酒を炊飯器なしで作る時のポイント
- 甘酒を米麴だけで作る方法
甘酒作りに必須の米麹を事前に準備しておいてくださいね♪
甘酒の作り方で炊飯器なしのおすすめを紹介!
炊飯器なしで甘酒を作る方法はいくつかありますよ。
まず、炊飯器なしで簡単に作れる方法をそれぞれ紹介します。
炊飯器なしの甘酒の作り方
- 魔法瓶で作る方法
- 鍋で作る方法
- ヨーグルトメーカー(発酵メーカー)で作る方法
- 電気圧力鍋で作る方法
どの方法がおすすめになるは、人にもよります。
ヨーグルトメーカーや電気圧力鍋は、温度管理をしてくれるので手軽さが魅力。
私も、ほったらかしが楽ちんなヨーグルトメーカーで作る方法がお気に入りです。
一方、魔法瓶や鍋はどの家庭でも持っている人が多いので、試しに使ってみたい方やキッチン家電を増やしたくない方におすすめですよ!
またどの方法でも、温度管理が必要なので温度計は用意してくださいね。
魔法瓶で甘酒を作る方法
実は魔法瓶で簡単に甘酒を作ることができます。
魔法瓶さえあれば、特別な道具が必要なく手軽に作ることができますよ◎
- 米麹 250g 玄米麹でも
- 水 300㏄
※お湯は米麹の1.2倍の量を用意すれば大丈夫ですよ
今回紹介するレシピは、米麹だけで作れるとってもお手軽な甘酒です。
作り方
1.魔法瓶に熱湯を入れて熱湯消毒をしておく(熱湯を10分くらい放置)
2.鍋でお湯をわかし65℃にする
※本当は60℃がいいそうですが、魔法瓶といえど時間とともに温度が下がる可能性があるため65℃がいいそうです。
3.8時間待つ
待っている間は、4時間おきに温度を確認してください◎
もし確認した際に温度が下がっていたら、鍋に入れて65℃に戻しましょう。
粒が固い場合は、再加熱すると麹の働きが復活します。
できあがった甘酒の保存は、冷蔵庫や冷凍してもいいですよ。
また魔法瓶を使って作る場合は、熱湯で殺菌して、清潔な状態にしておくのも大切なのでお忘れなく!
ちなみに魔法瓶は保温性が高いものを選ぶと良いですよ。
\保温性が高い魔法瓶/
魔法瓶がある方は、ぜひ簡単な甘酒作りを試してみてください♪
鍋で甘酒を作る方法
鍋を使って甘酒を作ることができます。
鍋で作る方法は少し手間もありますが、炊飯器や魔法瓶などがなくても作れるのでおすすめです◎
- 炊いたご飯 200g
- 水 600cc
- 米麹 200g
ご飯:お水:麹は、1:3:1の割合
作り方
1.鍋にご飯と水を入れて、火にかける
※ご飯をほぐしてください◎
2.温度が60℃になったら火を止める
3.鍋に米麹を入れて再度火にかける
4.60℃になったら火を止めて蓋をし、タオルにくるんで保温する
5.2~3時間おきに確認しながら、60℃から下がっていたら再度温め直す
6.6時間ほどおけば完成です♪
休みの日にのんびりと鍋で甘酒作りをするのもいいですよね♪
手間をかけて作った甘酒は、一段と美味く感じるはずです。
ヨーグルトメーカー(発酵メーカー)で作る方法
ほったらかしで甘酒を作りたい方におすすめなのは、ヨーグルトメーカーで作る方法です。
- 炊いたご飯 300g
- 水 200cc
- 米麹 200g
作り方
1.ヨーグルトメーカーを消毒する
2. ヨーグルトメーカーに全ての材料を入れて混ぜる
3.58℃~60℃で10時間加熱
詳しい作り方は、お手持ちのヨーグルトメーカーのレシピを確認ください。
私はほったらかしが楽なので、ヨーグルトメーカーで作るのが好きです(笑)
ビタントニオのヨーグルトメーカーは、おしゃれなデザインでおすすめ!
気になる方は、チェックしてくださいね♪
電気圧力鍋で作る方法
電気圧力鍋でも甘酒を作ることができます!
詳しい作り方は、メーカーによって少しずつ違ったので説明書をチェックしてください。
ヨーグルトメーカーでの作り方とほぼ同じで、保温機能をうまく使うことで簡単に甘酒を作ることができますよ◎
甘酒を炊飯器なしで作る時のポイント
炊飯器なしで甘酒を作る時に、どの方法でも共通して気を付けるポイントがありますよ。
気を付けるポイントは、以下のとおりです。
- 60℃前後をキープする
- 6時間以上保温する
- 道具は清潔な状態で使用する
なぜ大切なポイントなのかをチェックしていきましょう。
60℃前後をキープする
甘酒作りで60℃前後をキープするのは、60℃前後が一番甘酒の酵素が作用する温度だからです◎
70℃を超えてしまうと、酵素が失活して甘くならないのです。
逆に50℃以下だと、糖化する力も落ち、雑菌が繁殖しやすくなってしまいますよ。
特に、魔法瓶や鍋で甘酒を作る場合は、途中で温度チェックを忘れないようにしてくださいね!
6時間以上保温する
甘酒を保温する時間によって、味も変わってきます。
6時間でも十分甘いですが、8時間や10時間だとより深い甘味になるようです。
逆に10時間以上保温すると、違う味も混ざってくるそうですよ。
あっさりとした甘さが好みなら8時間ほど、より深みのある甘さが好みなら10時間くらい保温してみてくださいね♪
道具は清潔な状態で使用する
温度計やしゃもじ、魔法瓶やヨーグルトメーカーなど使用する道具は清潔な状態で使用するのが大切です。
甘酒を作る前に、使用する道具は熱湯消毒やアルコール消毒をしてくださいね。
甘酒を米麹だけで作る方法は?
甘酒は、米と麹で作る「米麹甘酒」と酒粕で作る「酒粕甘酒」があります。
米麹甘酒でも作り方はさまざまで、材料はお米、米麹、水を使うことも多いですよね。
でも、お米を使わず米麹だけで甘酒を作ることができますよ♪
先ほど紹介した魔法瓶で作る方法は、米麹だけで作ることができます。>>>魔法瓶で甘酒を作る方法
またヨーグルトメーカーや炊飯器でも米麹だけで甘酒を作ることができるので、ぜひ作ってみてくださいね。
- 米麹 300g
- 60℃のお湯 300ml
米麹だけの甘酒の作り方はとっても簡単です。
米麹と60℃のお湯を混ぜて、ヨーグルトメーカーや炊飯器にいれるだけ◎
どちらも温度を60℃前後に設定して8時間ほど保温してくださいね。(保温時間は、お使いの機種のレシピがあれば確認するといいでしょう)
米麹だけで作る甘酒は、料理に使うのもおすすめ!
甘酒の作り方で炊飯器なしまとめ
- 甘酒は炊飯器なしだと、魔法瓶・鍋・ヨーグルトメーカー・電気圧力鍋で作ることができる
- 甘酒を炊飯器なしで作るポイントは、60℃前後をキープすることや、6時間以上保温することがある
- 甘酒は、米麹だけでも簡単に作ることができる
栄養満点の甘酒は、お家で手軽に作ることができます。
また炊飯器で甘酒を作ってしまうと、ご飯が炊けなくて困ることもありますよね。
炊飯器以外でも簡単に作ることができるので、ぜひお好みの方法で甘酒作りを試してみてください♪
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