食べ過ぎて気持ち悪い時はツボを押そう!効果的な対処法を大公開

食べ過ぎによって、胃腸の調子が悪くなると、とても辛いですよね。

「休肝日」ならぬ「休胃日」を作りたいのに、今日も外食の予定があって、胃を休められない…と悩んでいる方必見です。

食べ過ぎて気持ち悪い時に、ぜひ試してほしい対処法があります。

この記事では、様々な対処法を紹介しますが、特におすすめなのがツボを押すこと!

食べ過ぎだけでなく、飲み過ぎて気持ち悪い時にも使えますよ。

私も飲み過ぎて気持ち悪い時は、よくトイレでツボを押しています(笑)

それぞれの症状に合わせたツボを紹介しますので、不調に合わせて試してみてくださいね。

また、ツボ押し以外にも、効果的な食前酒や翌朝におすすめの食材なども紹介しますので、ぜひ最後まで見てください。

この記事で分かること

  • 食べ過ぎて気持ち悪い時に効果的なツボ
  • 食べ過ぎて気持ち悪いのを防ぐのに効果的な食前酒
  • 食べ過ぎて気持ち悪い翌朝におすすめの食材
目次

食べ過ぎて気持ち悪い時に効果的なツボ7選

食べ過ぎて気持ち悪い時、ぜひ試してほしい対処法の1つ目は、ツボを押すことです。

人間の体には、365個のツボがあると言われています。

ツボを押して、適度な刺激を与えることにより、痛みや症状を和らげるだけでなく、体の調子を整えることができます。

今回は、食べ過ぎて気持ち悪い時におすすめのツボを7つ紹介します。

食べ過ぎて気持ち悪い時におすすめのツボ
  • 商丘(しょうきゅう)のツボ
  • 天枢(てんすう)、足三里(あしさんり)のツボ
  • 大陵(だいりょう)のツボ
  • 労宮(ろうきゅう)のツボ
  • 太淵(たいえん)のツボ
  • 内関(ないかん)のツボ
  • 中脘(ちゅうかん)のツボ

それではさっそく、それぞれの症状に合わせたツボを紹介していきますね!

商丘(しょうきゅう)のツボ

気持ち悪くて、動くのもつらい時にぜひ試してほしいのが、商丘(しょうきゅう)のツボを押すことです。

商丘(しょうきゅう)と呼ばれているこのツボは、内くるぶしの少し下のくぼんだ部分にあります。

商丘(しょうきゅう)のツボは、胃腸の働きを助けてくれて、消化不良の緩和に効くとされています。

お腹がふくれて苦しい時や吐き気などがある時におすすめですよ。

商丘(しょうきゅう)のツボは、食欲不振や乗り物酔いの時にも役立ちますので、覚えておくと便利です。

私は、飲み会で気持ちが悪くなった時、商丘(しょうきゅう)のツボを押して、乗り越えています!

天枢(てんすう)、足三里(あしさんり)のツボ

食べ過ぎや飲み過ぎによって、消化器系の不調を感じたら、天枢(てんすう)や足三里(あしさんり)のツボを押すのが効果的ですよ。

天枢(てんすう)のツボは、おへそから指3本分くらい外側にあります。

足三里(あしさんり)のツボは、ひざのお皿の下にある外側のくぼみから指4本分ほど下にあります。

消化器系の不調が何をさしているのか、補足をしますね!

消化器系の不調では、おなかの痛みや吐き気などがあります。

ツボ周辺も張っている場合が多いので、少し範囲を広げながら、優しくほぐしてみてください。

大陵(だいりょう)のツボ

大陵(だいりょう)のツボも消火器系の不調を緩和することが期待できます。

大陵(だいりょう)のツボは、手首の横じわの中央部にあります。

労宮(ろうきゅう)のツボ

食欲不振や吐き気に効果的なのが、労宮(ろうきゅう)のツボです。

労宮(ろうきゅう)のツボは、手のひら中央のくぼみにあります。

太淵(たいえん)のツボ

ゲップが気になる時には、太淵(たいえん)のツボを押すのがおすすめ。

太淵(たいえん)のツボは、親指のつけ根にある骨の出っ張りの下にあります。

内関(ないかん)のツボ

胃がムカムカする時に内関(ないかん)のツボを押すと、むかつきが和らいで、心がリラックスします。吐き気がある時にも効果的。

内関(ないかん)のツボは、手首内側の横じわの中央から指3本分ひじ寄りのところにあります。

ストレスで胃がキリキリと痛い時にも効きますよ。夫や彼氏などに嫌味を言われた時などには、ぜひあからさまに内関(ないかん)のツボを推してみてください(笑)

妊娠中のつわりや乗り物酔いで吐き気がある時にも使えます!

中脘(ちゅうかん)のツボ

体のだるさを伴う胃腸疲れには、中脘(ちゅうかん)のツボが効果的。

胃腸だけでなく、内臓機能も高めてくれるので、体のだるさに効くんです。

中脘(ちゅうかん)のツボは、みぞおちとおへその真ん中にあります。指の腹を使って、優しく押しましょう。

お灸やドライヤーがあれば、火傷(やけど)に注意しながら、温めるのもおすすめです。

次に、ツボ押しのコツについて説明しますね。

食べ過ぎてツボ押しするときのコツ

自分でツボを押す時、場所が曖昧で分からない!

ツボは「痛いけれど、気持ちが良い場所」にあります。押し過ぎると、血管や神経を痛めてしまう場合があるので、注意しましょう。

押しながらツボがどこにあるのか、探していくうちに、だんだんと分かるようになりますよ。

そして、ツボを押す時は、呼吸を止めず、3秒かけてゆっくりと押して、3秒かけてゆっくり離します。

これを10回程度、左右交互に繰り返すと良いでしょう。先ほど紹介したように、食べ過ぎて気持ち悪い時に効くツボはたくさんあります。

明確な症状がわからず、ただただ気持ち悪い時には、あなたが一番痛いと感じるツボを重点的に押すと良いでしょう。

不調が改善したら、ツボを押した時の痛みが軽くなります。

薬を持っていない時や「今すぐどうにかしたい!」と思った時など、応急処置的にやってみてください。

食べ過ぎて気持ち悪いのを防ぐのに効果的な食前酒

食べ過ぎて気持ち悪いのを防ぐのに効果的な食前酒があるので、紹介しますね。

食前酒は、胃腸の働きを高めて、食欲をアップさせます。(お酒が身体に合わない人はやめてくださいね)

そして、リラックス効果もあるので、取引先との食事会など、緊張する場面の前に飲んでみてください。

食前酒で、食べ過ぎて気持ち悪いのを防ぐのにおすすめなのは薬酒です。薬酒とは、生薬をお酒に漬けて薬効を抽出したものですよ。

日本では養命酒が有名ですね!養命酒意外にも、いろんな種類の薬酒(薬用酒)があるので試してみてくださいね。

アルコールは少量であれば、胃酸の分泌を促して、食欲を増すのに効果的です。また、体を温める効果もありますよ。

養命酒などの薬酒には、様々な生薬が入っています。

飲み会があることが事前に分かっている場合などは、これから紹介するような生薬を含む薬酒を飲んでおくのもおすすめです。

食べ過ぎや飲み過ぎに効果的な生薬は次のとおりです。

食べ過ぎて気持ち悪い時に効果的な生薬5選
  • 田七人参(でんしちにんじん)
  • 桂皮(けいひ)
  • 鬱金(うこん)
  • 丁子(ちょうじ)

それぞれの生薬について、詳しく見ていきましょう!

  • 田七人参(でんしちにんじん)

サボニンという成分が血流を正常に促してくれます。

さらに、肝機能も高めてくれたり、体をポカポカと温めてくれたりといった効果もあります。

  • 桂皮(けいひ)

食欲不振の時におすすめなのは、健胃薬として用いられる桂皮(ケイヒ)です。

ケイの木の樹皮から作られている食前酒。

  • 鬱金(うこん)

薬酒ではありませんが、「とことん飲もう!」と意気込んだ時に頼りがちなのがウコンドリンクですよね。

ウコンに含まれるクルクミンという成分には、抗酸化作用や抗炎症作用があり、アルコール性の炎症を抑えてくれる優れもの。

また、血行を整えて、新陳代謝を促してくれるので、体の様々な機能を整えるのに最適なんですよ。

  • 丁子(ちょうじ)

丁子(チョウジ)は、スパイスとして知られています。

殺菌作用があって、消化を促す効果もあります。

食べ過ぎて気持ち悪いのは、もうゴリゴリ…。

飲み会の予定が事前に分かっている時には、薬酒をうまく取り入れ、体へのダメージを最小限に抑えましょう!

食べ過ぎて気持ち悪い翌朝におすすめの食材3選

食べ過ぎて気持ち悪いと、次の日にもひびきますよね。

そんな翌朝におすすめなのが、消化を促す食材を食べること。

消化を促してくれる食材を紹介しますので、ぜひ試してみてください。

食べ過ぎて気持ち悪くなった翌朝におすすめの食材3選
  • 大根
  • キャベツやりんご
  • 陳皮(ちんぴ)

それでは、それぞれの食材について詳しく説明していきますね。

大根

食べ過ぎや飲み過ぎの時におすすめの食材は、大根です。胃に停滞した飲食物の消化を促してくれるんです。

そして、胃の中の流れを下向きに整えてくれる効果がありますよ。

食べすぎた日の翌朝は、大根を使った食事を取り入れてみてください。

おかゆや雑炊に、すりおろした大根を入れるなど、軽めの食事がおすすめです。

キャベツやりんご

大根が苦手な方や家に大根がない!という方は、キャベツやりんごを食べてみてください。

キャベツやりんごにも、消化を促す作用があるので、食べ過ぎでの気持ち悪さを解消したいときに、食べると良いですよ。

りんごのゼリーやりんごのはちみつ煮などがおすすめです。

また、キャベツであれば、卵とキャベツのスープやキャベツのあんかけうどんなどがおすすめです。

キャベツやりんごは、食べ過ぎて気持ち悪い時だけでなく、お腹の調子が悪い時にもおすすめですよ!

陳皮(ちんぴ)

陳皮(ちんぴ)は、みかんの皮を乾燥させて作られます。陳皮(ちんぴ)って、聞き慣れないし、みかんの皮を食べることに驚く人もいますよね!

香りもすっきりとしているので、食べ過ぎて気持ち悪い時だけでなく、二日酔いの時でも食べやすいです。

陳皮(ちんぴ)には、体内の気の流れを良くして、胃腸の働きを助けてくれる効果がありますよ。

食事の中に取り入れるだけではなく、漢方薬の原料としても、古くから使用されています。

陳皮(ちんぴ)は、漢方薬局や漢方を取り扱っている専門店、スーパーなどで買うことができます。

市販のものではなく、家で作る場合は、次の手順で作ってみてください。

陳皮(ちんぴ)家で作る時の手順
  1. みかんの皮をむき、よく洗う
  2. ヘタを取って、細かく刻む
  3. ザルなどの通気性の良い入れ物に広げる
  4. 天日で約1週間ほど乾燥させる

陳皮(ちんぴ)を温かいお茶の中に入れて飲んだり、スープやおかゆに少量入れたりするのがおすすめです。

陳皮(ちんぴ)は、大根やキャベツ、りんごと組み合わせて使うことで、より高い効果が期待できますよ。

飲み会が多い時期には、大根と陳皮(ちんぴ)の浅漬けやりんごと陳皮(ちんぴ)のゼリーなどを冷蔵庫の中に常備しておくと良いでしょう。

そして、こまめに食べることを心がけてみてください。

食べ過ぎて気持ち悪い時の吐き気について

胃の中に食べ物が残っていて、全然消化されない感覚って気持ち悪いですよね。食べ過ぎて気持ち悪い時に、吐き気を感じて、吐くのは問題ありません。

吐き気を感じたら、無理せず吐いてしまった方が楽になる場合もあります。

しかし、指を突っ込んだり、わざと吐き気を催す行動をしたりと、無理に吐こうとするのは逆効果。

無理に吐こうとすると、かえって胃の回復を遅らせてしまいます。

胃もたれの多くは、胃酸過多や胃壁荒れているのが原因。胃酸過多は、胃酸が必要以上に分泌される状態を指します。

胃壁荒れている状態とは、胃壁を守っている粘液(ねんえき)と胃酸のバランスが崩れて、胃酸が胃の粘膜を刺激してしまう状態を指します。

食べ過ぎて気持ち悪い時、まずは、安静にすることが大切です。胃は、自分から見て左側から飲食物が入ってきて、右側に送られます。

自分から見て、右側を下にして横になると、楽になりますよ。また、逆流を防ぐために、頭を上げて休んだほうがいいです。

食べ過ぎてしまったことは、仕方ありません。過去の自分を責めるのではなく、まずは安静にしてくださいね。

また、長期で不調が続く場合は、医療機関の受診をおすすめします。

まとめ

  • 食べ過ぎて気持ち悪い時は、商丘(しょうきゅう)や天枢(てんすう)などのツボ押しが効果的
  • 飲み会が予想できる場合には、事前に薬酒を飲むのもおすすめ
  • 食べ過ぎた翌朝は、大根や陳皮(ちんぴ)などの消化を促す食材を食べるのもおすすめ
  • 食べ過ぎて気持ち悪い時に無理して吐くのは逆効果

私が紹介したツボ押しは簡単なので、いつでもどこでもできます。

ツボ押しは、すぐに日常生活の中に取り入れることができるので、習慣にして健康的に過ごしましょう。

飲み会続きや食べ過ぎた時には、紹介したような対処法を取り入れて、身体をいたわってあげてください。

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