垢すりはしない方がいい?理由や正しい方法も詳しく紹介

垢すりってしないほうがいいのかな?

公衆浴場に行くと垢すりを行っているところをみたことはありませんか?

でも、垢すりはしない方がいいといわれることもありますよね。

垢すりをしない方がいいと言われる理由は、間違った方法をすると肌を傷つけてしまう可能性があるからです。

最近は顔を洗うのもこすらない方がいいと言われていますよね。

ただ、垢すりは正しい方法で行えば、お肌のトラブルを回避することもできます。

ここでは、垢すりをしないほうがいい理由や、垢すりの効果、正しい方法を紹介していきます。

ぜひお肌のお手入れをする時、参考にしてください。

この記事でわかること
  • 垢すりをしない方がいい理由
  • 垢すりは正しい方法でやるといい効果もあること
  • 垢すりの正しい手順を紹介!
  • 垢すりのおすすめタオル
目次

垢すりをしない方がいい理由はこちら!

垢すりは美肌作りにいいと聞く一方、「垢すりはしない方がいい」という話を聞いたことはありませんか?

泡で優しく肌を洗った方がいいと言う話も聞くし、垢すりは真逆のイメージだな。

実際に、垢すりは肌を傷つけてしまうことがあるので、注意が必要です。垢すりをやる場合も、全身ではなく、ひじやひざ・かかとなど部分的にやるのがいいですよ。

主な「垢すりをしない方がいい」理由はこちらです。

垢すりをしない方がいい理由
  • 肌を傷つけてしまう可能性がある
  • 垢の量が増えてしまうから

垢すりをしない方がいいと言われる理由は、間違った方法をすると肌が傷ついたり逆に垢が増えてしまったりするからですね。

特に、垢すりで肌を強くこすること、高頻度で行うことは肌を痛める原因になります。

垢すりで肌を傷つけてしまう理由

今から、簡単に肌の仕組みを説明しながら、垢すりで肌を傷つけてしまう理由を紹介します。

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっています。

また、一番最表面の層である表皮は、バリア機能や保湿機能も担っているのですが、表皮の厚さは0.2mmととても薄いために、強い力でこすると簡単にはがれてしまいます。

その為、垢すりで強くこすると表皮をはがしてしまい肌を傷つける可能性があります!

垢すりで肌が傷つきバリア機能や保湿機能が失われてしまうと、肌の乾燥や赤みといった肌のトラブルが起きるかもしれません…。

また、肌のターンオーバーは聞いたことありますか?

ターンオーバーとは、肌の細胞が一定の周期で日々生まれ変わる仕組みのこと。

新しい皮膚が生まれて、古い皮膚は、最後は垢になって剥がれ落ちていきます。

ターンオーバーは約28日程度の周期で古い皮膚から新しい皮膚へ入れ替わりますが、垢すりは古くなった皮膚を早めに取り除いてしまう可能性もあるのです。

垢すりで、古くなった皮膚を早く取り除くのはよさそうだけど…?

正しく行えば効果もありますが、垢すりで無理やり古い肌を取り除いてしまうと、ターンオーバーを早めてしまう事にもつながります。

本来は古い皮膚は自然にはがれ落ちるもので、肌のターンオーバーは早くても遅くてもよくないです。

ターンオーバーを無理やり早めてしまうと、新しい皮膚は充分に育つ前に表面に出てきてしまいます。

まだ未熟な皮膚は、刺激を受けやすいために今まで大丈夫だったはずの化粧水が合わなくなってしまったり、肌触りが悪くなったりしてしまいますよ。

垢すりで垢の量が増えてしまう理由

垢が出るのは不潔なのではなく、ターンオーバーによるもので、誰にでも起こります。

しかし、垢すりの間違ったやり方は、垢の量が増えてしまうことにも繋がります。

垢の量が多い理由には、2つあると言われています。

  • ターンオーバーの周期が短い
  • 垢すりのし過ぎ

人によって、ターンオーバーの周期が変わります。ターンオーバーの周期は、年を重ねるごとに周期は長くなっていくのです。

若い人ほど垢が出る周期も短いので、垢が多いと感じると思いますがこれは心配しないでください。

垢の量はターンオーバーの周期が長くなることでだんだんと減っていくので、長い目で様子を見ていきましょう。

ただ、垢すりのしすぎて垢が増えることがあります。垢すりの頻度には注意が必要です!

垢すりをし過ぎると、古い皮膚だけでなく、新しい皮膚まで傷つけてしまいます。

垢すりをし過ぎることで、傷つけられてしまった新しい皮膚の下にさらに新しい皮膚ができ、「古い角質」「傷ついた新しい皮膚」と2倍の量の垢が出てきてしまいますよ。

垢すりは、頻繁に行わずこする時も優しくすることが大切です。

どうしても垢すりをしたい場合には、肘や膝、かかと等の皮膚が固くなりやすい所だけこするようにするのがおすすめです。

垢すりは正しい方法でやるといい効果もある!

垢すりをしないほうがいい理由を知ると、垢すりはやらないほうがいいと思うのだけど…。

実は、垢すりは正しい方法で行うことで、体をキレイにするなどたくさんいい効果もあるんですよ!

垢すりで得られる効果はこちらです!

垢すりで得られる効果
  • 古い角質を取り除いてくれる
  • 新陳代謝の活性化
  • 体臭を抑制
  • 疲労回復

正しい方法で行うことでこんなにいい効果があります!

美容大国の韓国など垢すりがよく行われるわけですね。

ちなみに、日本で一般的に広まっている垢すりは韓国式で、江戸時代から日本でも行われていたと言われています。

正しく垢すりをすれば、古い角質を取り除き、肌に透明感を与えてくれますし、血行やリンパの流れが促進されて新陳代謝も活発になるなどいいことが多いですね。

また、垢すりは体臭にも効果があります。私は体臭に効果があるのは知らなかったので、びっくりしました!

体臭の素は、汗や皮脂や垢の成分が細菌によって分解されることで発生してしまうのですが、垢すりをすることで細菌の増殖を防げ、体臭を抑制することができます。

そして、垢すりは全身をこすることで、筋肉がほぐれてリラックスできるので、肩や首のコリをほぐしてくれる効果もありますよ。

垢すりの正しい手順を紹介!

やりすぎると肌を傷つけてしまう垢すりですが、正しい方法でやればメリットもたくさんあります。

垢すりは正しい方法でやることが大切です!垢すりの正しい方法は知っていますか?

あなたの今までやっている方法と合っているか、今一度確かめてみてくださいね!

また、先ほど紹介したほうに肌を痛めてしまう可能性もあるので、ひじ・ひざ・かかとなど部分的にやるのもおすすめです。

垢すりの正しい手順
  1. 垢すりの前は身体を洗わない
  2. ぬるめのお湯に15分程度浸かる
  3. 拭いた体に、乾いた垢すりタオル・しっかり絞ったタオルを使う
  4. 力を入れずに優しくこする

1.垢すりの前は身体を洗わない

石鹸やボディーソープを使って身体を洗ってしまうと、保湿成分が肌に膜を作ってしまうことで垢が出にくくなってしまいます。

2.ぬるめのお湯に15分程度浸かる

身体を温めながら、肌を柔らかくしましょう。うっすらと汗をかく程度を目安にしてください。

3.拭いた体に、乾いた垢すりタオル・しっかり絞ったタオルを使う

水分がない方が摩擦が起きやすくなるため、体を軽くふき、固く絞ったタオルで行いましょう!

4.力を入れずに優しくこする

垢すりをする角質層は薄いので、ゴシゴシこすりすぎないように優しくなでるように行いましょう。

赤みを帯びてきますが、痛みがなければ血行促進されている結果です!

ひじ、ひざ、くるぶし、足の裏には古い角質が溜まりやすいので念入りに行うのがおすすめですよ。

注意:頻度は1~2週間に1度まで

垢すりは肌に刺激を与えてしまうので、ターンオーバーのタイミングがいいとされています。

しかし、人によって肌の調子は違うので、最初は様子を見ながら2週間程度空けながら試していきましょう。

私も垢すりは気になった時にしていましたので、ちゃんと2週間の間隔をあけていたか覚えていませんでした。

ちゃんとターンオーバーの事も気にかけてあげることで、スベスベ肌を手に入れられますね。

ターンオーバーが乱れる原因は日常生活にある

いつも使っているはずの化粧水が急に合わなくなったことはありますか?

ターンオーバーが乱れてしまうことで、ニキビ等のお肌のトラブルにつながることもあるのです。

ターンオーバーが乱れる原因はたくさんあります、あなたにも思い当たる項目はあるかチェックしてみましょう!

・不規則な生活リズム

睡眠中には成長ホルモンが分泌されることを聞いたことはありますか?

22時~2時の間に分泌されやすいと言われていいて、お肌のゴールデンタイムともいわれているんですよ!

もし、この時間に睡眠が難しくても、睡眠リズムを整えてみましょうね。

・栄養バランスが偏っている

お肌の健康を維持するためには、栄養バランスは大切ですよね!

コンビニ弁当やファストフードばかりを食べているとニキビができてしまう人もいるかと思います。

お肌が乱れたときは、ビタミンB2とビタミンB6を積極的に摂取してくださいね!

ビタミンB2が多く含まれる食材はレバー、ビタミンB6が多く含まれる食材はまぐろ等がありますよ。

・ストレス

ストレスは体への影響が本当に多いですよね。

自律神経のバランスが乱れることで、ターンオーバーも乱れてしまいます。

ストレスの解消方法は人によって色々な方法があると思いますが、ゆっくりと過ごす時間を1日に少しでも取りましょうね。

・運動不足

私も毎日運動することは中々難しいですが、取り入れていきたいものの一つが運動です!

運動は血流を促進することで新陳代謝が活発になりますが、運動不足になると血流が悪くなり、ターンオーバーも乱れてしまいます。

垢すりにおすすめタオルはこちら!

正しい垢すりの方法を知ったし、ちょっと垢すりを試してみようかな。

しかし、普段垢すりをしない人にとっては、どんなタオルを選べばいいか悩みますよね。

買う時に失敗しないようにどんな種類があるのか一緒に確認してみましょう!

垢すりタオルには素材も違い、形も色々あります。

また、垢すりのタオルは体を洗うためのボディータオルとは違い、荒い素材でできているのが特徴です。

垢すりタオルを選ぶときは、あなたに合わせて素材や形を決めましょう。

垢すりタオルの素材には大きく分けて3種類あります。あなたの体に合うものを試してみてください。

  • 合成繊維:ナイロンやポリエステルで作られていて、しっかりこすれますが、敏感肌の人は避けましょう
  • 綿:柔らかい素材のため、敏感肌の人でも使いやすいですが、スッキリ感は少ないです。
  • :肌あたりは優しく、細かい繊維で古い角質をからめとることができます。

垢すりタオルの形は、ロングタイプとショートタイプがあります。

ロングタイプは全身に使えて背中も洗うことができ、ショートタイプは手でなでるように使えて、力加減を調節することもできますよ。

いくつかおすすめの垢すりタオルを紹介するので、ぜひ参考にしてください!

<垢の掃除機あかポロミトン>

表面にビスコース繊維が使われていて、ごっそり取れる垢すりショートタイプの垢すりタオルです。

ビスコース繊維は、ミクロ単位の重なった繊維のため、やさしい触りごこちの商品ですよ。

<Kirei ピーリングボディタオル>

たまごのようなつるピカなお肌を目指したロングタイプの垢すりタオルです。

ゴムラテックスを染み込ませた新感覚のボディタオルで、お肌に負担をかけずに垢を優しく落とします。

背中も簡単にできる約90cmのロングタイプですが、軽量化されてより身体を磨きやすく工夫されていますよ!

<絹の艶姫>

絹の素材でできているので敏感肌の人にとてもおすすめです。

原料となっている光絹は天然保湿成分であるセリシンが含まれているので、肌になじみがいいのが特徴ですよ!

垢すりタオルを使うときには、カビが発生しないように垢をしっかり洗い、乾かしましょうね。

手にはめる手袋タイプのものもあるので、色々試しながら自分にぴったりのタイプを探してみてください。

まとめ

  • 垢すりをしない方がいい理由は、肌を傷つけてしまう可能性がある。
  • 垢すりは正しい方法で行うことで、古い角質を取り、新陳代謝が活性化して体臭も抑えて、疲労も回復してくれる。
  • 肌のターンオーバーは生活習慣や食事、睡眠不足で遅くなってしまう。
  • 垢が多い人は、頻繁に垢すりをせず、垢すりをする時は強くしない方がいい。
  • 垢すりタオルには色々な素材があり、形のタイプも肌の調子に合わせて選べる。

垢すりをしない方がいい理由は、正しい方法で垢すりをしない場合に起きることが原因です。

私がイメージしている垢すりは、ゴシゴシこするイメージでしたがNGな方法でしたね。

垢すりはしないで普通に洗っていても、もちろんきれいになります。

でも垢すりをした方がお肌がスッキリするので、ぜひお家でも垢すりを試してみてくださいね。

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