すき焼きの具材で安いのは?牛肉以外の肉や関西風の食べ方も紹介

鍋を囲んで大人数で楽しめるすき焼きは、寒い冬に何度でも食べたくなる料理の一つではないでしょうか。

ですが、すき焼きの具材の中で主役である牛肉は決して安いものではありませんよね。

子供が食べ盛りだから、すき焼きはお金が掛かってしょうがないのよね…

今節約中だから材料費が掛かるすき焼きは諦めなきゃ…

一般家庭にとってたくさんの牛肉を使うすき焼きは贅沢品…我が家でもすき焼きを食べられるのは年に1回あれば良い方でした。

もっと手軽にすき焼きを楽しみたい!そう思う方も多いのではないでしょうか。

実はすき焼きを安い費用で美味しく食べるには具材を少し工夫するだけでいいのです。

これすき焼きに入れてもいいの?というような安い具材も紹介します。

すき焼きを安い具材で美味しく食べる方法、是非試してみてください。

目次

すき焼きの具材で安いのは!?厳選5つをご紹介

すき焼きは別名「牛鍋」というほど、牛肉がメインの料理です。

そういうときは白菜を煮ている間に他の具材を食べ、白菜は煮汁をたっぷり吸った頃に食べていました。

食材の中で高い牛肉をたくさん使うのでどうしても材料費が高くなってしまいますよね。

しかし、すき焼きは具材の選び方、量の配分、調理法など少し工夫するだけで低価格で美味しいすき焼きができますよ。

ここでは、変わり種も含めすき焼きの材料費を抑えられる食材を5つ紹介します。

すき焼きで安い具材
  1. 豆腐
  2. しらたき
  3. 小松菜
  4. 白菜
  5. ごぼう

我が家では節約のためにすき焼き鍋の具材の1/4は白菜ということもありました(笑)

くたくたになった白菜は口の中でとろけてとっても美味しいんですよ。

すき焼きの具材は牛肉など高価な具材をたくさん入れないと美味しく出来ないなんてことはありません。

1.豆腐

一丁30円〜100円程度で手に入る豆腐は材料費を節約するにはもってこいの具材です。

すき焼きに適している豆腐は、鍋に入れても煮崩れしにくい焼き豆腐です。

焼き豆腐は家庭でも簡単に作ることが出来ますよ。

木綿豆腐の水をしっかり切り、フライパンで焼き目をつければ焼き豆腐の完成!

焼き豆腐は木綿豆腐より、味が染み込みやすく、箸でつかみやすいのですき焼きにピッタリです。

2.しらたき

低カロリーで安い優秀食材、しらたき。しらたきはすき焼きの定番具材の一つですが、独特の臭みが気になりますよね。

臭みの原因は蒟蒻芋のアクや凝固剤です。しらたきは水を入れ沸騰した鍋で2〜3分ほど茹でれば臭みが消えて美味しく食べられますよ。

3.小松菜

すき焼きの具材で使われる春菊の代わりに、春菊より安い小松菜を使うと材料費を安くすることができます。

春菊のシャキシャキの食感は小松菜でも再現出来るんです!

小松菜は葉物野菜の中でも茎が太く肉厚なので煮てもシャキシャキの食感を楽しめます。

小松菜の鮮やかな緑色もすき焼きに彩を添えるでしょう。

4.白菜

白菜は10月〜2月ごろ、出荷量がもっとも多く、安い価格で手に入れることができます。

白菜は調理する際に葉と芯の部分を分け、葉の部分は適当な大きさにざく切りにします。

芯の部分はそぎ切りにしましょう。そぎ切りにすることで火が通りやすくなり、煮汁をよく吸うので柔らかい味が染みた白菜が食べられますよ。

白菜が安い時期は鍋料理が一番美味しい季節なので、具材のかさ増しにたっぷり使うことができますね。

5.ごぼう

すき焼きの具材にごぼう!?と驚いた方も多いと思います。

定番のすき焼きを作ろうとしたらレシピの中にごぼうは含まれていないでしょう。

ごぼうは噛みごたえがある、食物繊維が多いので満腹感が得られる具材です。

ごぼうはアクが強いので、薄く切ったら水にさらしアクを抜くのを忘れずに。

薄く切ったごぼうはすき焼きの甘辛いタレが絡まりやすく、お肉との相性抜群ですよ!

すき焼きの具材の肉は国産牛肉じゃなくてもいい!

すき焼きの具材としていれるお肉といえば国産牛肉が当たり前!

外国産の牛肉は硬そうだからすき焼きには向かないよね…

このように、思っている方は多いと思います。

実は国産牛肉以外でも豚肉、鶏肉、外国産の牛肉で美味しいすき焼きは作れるんです!

私は豚のバラ肉を使ってすき焼きを作ったことがあるのですが、とてもジューシーにできて家族にも好評でした!

今回は、国産牛肉以外ですき焼きに使えるお肉をそれぞれ紹介していきます。

  • 豚肉
  • 鶏肉
  • 安い外国産牛肉(柔らかくしてから使う)

牛肉以外のお肉でも、安い外国産のお肉でも少し工夫をすれば美味しく食べられますよ。

豚肉

牛肉よりも値段の安い豚肉を入れることで材料費を節約することができます。

ビタミンBも豊富に含まれているので疲労回復効果もあります。

安くて健康に良い具材なんて最高ですね♪

煮込むと固くなりやすい豚肉ですが、入れる前にフォークで刺すとお肉が柔らかくなります。

ここではロース肉、バラ肉、もも肉の3つの部位の特徴を紹介します。

1.ロース

ロースは豚肉の最高部位。すき焼きに使う豚肉の部位で一番オススメです!

柔らかい肉質で程よく脂の乗った部位です。

2.バラ

ロースより脂身がほしい人はバラがオススメです。

脂が多くジューシーな味わいになります。ただ、カロリーが高いので食べすぎに気をつけましょう。

3.もも

ももは脂が少なくさっぱりとした味わいです。ロースやバラに比べてカロリーは低いので、ヘルシー志向の方にオススメです。

ただ、他の部位に比べて硬くなりやすく、小さなお子さんは噛み切るのが難しいかもしれないです。

鶏肉

牛肉の代わりに鶏肉を具材として使うとあっさりとして美味しいです。

鶏肉は薄く切ると煮ても硬くなりにくいですよ。

違う部位の鶏肉を用意して使うことで同じ鶏肉でも違う味わいを楽しめるので試してみてください。

ここではもも肉、むね肉の2つを紹介します。

1.もも

ジューシでぷりぷりした食感のもも。

もも肉は煮込めば煮込むほど柔らかくなします。

鶏すき焼きのシメは煮汁ともも肉が残ったお鍋に溶き卵を入れて親子丼にしてみるのはどうでしょうか。

もも肉の旨味を存分に味わえますよ。

2.むね

むねは加熱するとパサパサになりやすい部位ですが、すき焼きに入れる前に肉全体に片栗粉をまぶすとパサパサしにくくなります。

もも肉よりさっぱりとした味わいです。

むね肉は高タンパクでヘルシーなので体づくりやダイエットをしている人にもオススメですよ。

安い外国産牛肉を柔らかくして使う

国産の牛肉より外国産の牛肉が安いのはわかっているけど、外国産の牛肉ですき焼きをしてもお肉が硬くて美味しく食べれないのでは…と、迷うことはありませんか?

現在日本は牛肉の多くを外国からの輸入に頼っており、外国産の牛肉は赤身肉が多く、脂の多い霜降り肉に比べ硬くなりやすいです。

そんな安い外国産の牛肉ですが、国産の牛肉に負けない柔らかさに大変身させることができますよ!

外国産の牛肉を柔らかくするとっても簡単な方法があります。

外国産の牛肉を柔らかくする方法
  1. フォークでお肉を刺す。(なるべくたくさん刺すとお肉の繊維が切れて柔らかくなりますよ。)
  2. 次に牛肉200gに大さじ1の砂糖をまぶして揉み込み、30分ほど馴染ませる。(お肉がとっても柔らかくなります。)

ここまででも充分安い牛肉を柔らかくすることができるのですが、さらにお肉を柔らかくすることができる裏技があります!

それは牛肉にマイタケを和えることです!

マイタケと一緒に牛肉を約1〜2時間ジップロックに入れるとさらにお肉が柔らかくなります。

マイタケに含まれるタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の働きにより、お肉のタンパク質が分解され、安い牛肉でも劇的に柔らかくなるので試してみてくださいね。

ジップロックに牛肉と一緒に入れたマイタケは、そのまますき焼きの具材としても使えるので一石二鳥ですね。

すき焼きの具材を関西風にするだけで節約に!

すき焼きっていろいろな食べ方があるみたいだけど、材料費節約になる食べ方ってあるの?

すき焼きの調理方法は大きく二種類、関東風と関西風があります。

すきやきを少しでも節約して作りたいあなたには、関西風すき焼きがおすすめです!

関西風のすき焼きが節約するのにおすすめの理由はこちらです。

  • 関西風のすき焼きでは、ボリュームのある安い具材をよく使用するから
  • 関西風のお肉を焼くときに砂糖をまぶす調理方法が、安いお肉でも柔らかくしてくれるから

関西風の砂糖をまぶす調理法も、安いお肉でも柔らかくしてくれます。

先ほど紹介したように、牛肉を外国産など安いお肉を使うことで材料費を節約できますよ。

それでは、関東風と関西風の違いや、関西風の定番の具材も紹介していきますね。

関東風、関西風のすき焼きにはどんな違いがあるの?

関東風のすき焼きはしょうゆ、だし、みりんで作る「割り下」を使い具材を煮込見ます。

一方、関西風は割り下は使いません。熱した鍋に牛脂を塗り、砂糖またはザラメをまぶしたお肉を焼きます。

追加の砂糖としょうゆ、酒で味付けをします。そこに豆腐や白菜、お麩などの具材を加えて食べます。

関西風のすき焼きは鍋料理というよりは焼き肉に近いのかもしれませんね。

関西風すき焼きの定番の具材ってなに?

関西風のすき焼きでは白菜がかかせません。

水を使わず、野菜や豆腐など具材の水分だけで調理する関西風のすき焼きにとって水分の多い白菜は重要なのです。

関東風すき焼きに白菜をたくさん入れると煮汁が薄くなってしまいます。

しかし、関西風はその時の具材の量や種類で味付けをするので白菜をたくさん入れても味が薄くなることはありません。

また、関西風のすき焼きの定番の具材にお麩があります。

お麩は煮汁を含みやすく、鍋に入れると煮汁を吸ってボリュームが出るので食べ応えがあります。

また弾力もあるので噛む回数が上がり、満腹感も得られます♪

どうして関西風の調理方法だと安いお肉も柔らかくできるの?

この「お肉を焼くときに砂糖をまぶす」というところがとても重要です。

お肉に砂糖をまぶすと砂糖の保水効果で肉汁を保水したり、熱でお肉が硬くなるのを防ぐことができます。

お肉が柔らかくなり、端切れもよく噛み切るのが大変ということもありません。

あらかじめお肉に砂糖をまぶしておく関西風の調理方法は安い牛肉でも牛肉以外でも柔らかく食べることができるのです。

私は鶏むね肉を調理するときによくこの方法を使っています。

どうしてもパサパサしてしまう鶏むね肉ですが、砂糖を塗って置くだけでしっとり食べやすくなりますよ。

すき焼きの具材の食べ方を変えるだけで材料費が安くなるってお得ですね!

まとめ

  • すき焼きの安い具材では、豆腐、しらたき、小松菜、白菜、ごぼうなどがある。
  • すき焼きの具材の肉を牛肉ではなく豚肉や鶏肉を使い、安い牛肉を使うときは柔らかくする調理をしてから使う。
  • 安い牛肉を柔らかくする調理をしてから使う。
  • すき焼きの具材を関西風の定番、お麩を入れることによって安いくてボリュームのあるすき焼きが作れる。
  • すき焼きの具材で使用するお肉を関西風の方法で調理すると安いお肉でも柔らかくすることができるので、材料費の節約になる。

いかがでしたか?すき焼きに使う具材を工夫すれば材料費を安くすることができ、お金のことを考えずに思う存分すき焼きを楽しむことができますね!

私は家ですき焼きをするときは関東風ばかり作っていたので、今度は関西風のすき焼きを作ってみようと思います。

節約しながら気軽にすき焼きを楽しみたいと思います♪

今回こちらで紹介した3つの方法は取り入れやすいものばかりだと思いますので、ぜひ一度試してみてください。

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