うなぎというと、土用の丑の日に食べる習慣が日本にはありますよね。しかしスーパーに行くと、わりとうなぎは年中売られています。
たまに食べたくもなるし、安くなっていたらすぐ買ってしまう私。
うなぎってそのまま冷凍してもいいのかな?
そんなうなぎは冷凍する際、そのまま保存するのではなく、真空状態にしてから保存するのがおすすめです!
すぐには食べないけれど安くなっているから買っておきたい、またお中元やお歳暮でもらうこともあるかと思います。
そんな時にうなぎを冷凍しておくと便利ですよね。
この記事を読めば、うなぎの正しい保存方法を知ることができるので、美味しさそのままで長持ちさせることができます。
さらに、冷凍うなぎの解凍方法や温め方も紹介します。
自宅でいつでも、美味しいうなぎが食べられること間違いなしですよ!
- うなぎを冷凍するならそのまま保存はNG!
- うなぎの冷凍を解凍する方法
- うなぎの冷凍を美味しく食べる温め方
うなぎを冷凍するならそのまま保存はNG!
スーパーで年中売られているし、たまに食べたくなるうなぎ。
そんなうなぎを冷凍保存する際は、そのまま保存するのではなく、真空状態にしてから保存するのがおすすめです!
冷凍保存は1ヶ月保存することができるので、すぐに食べない時でも安心ですよね。
またここでは、うなぎの正しい冷凍保存の仕方や、冷凍以外の保存の仕方も紹介します。
正しい保存方法を知って、うなぎの鮮度を保って保存していきましょう!
うなぎの正しい冷凍の仕方
うなぎの冷凍で大切なのは、できるだけ真空状態にすることです。
正しい冷凍保存の仕方はこちら!
①うなぎを、できるだけ空気が入らないようにサランラップで包みこむ。
②サランラップで包んだうなぎを、さらに冷凍用保存袋のジップロックなどに入れる。
③できるかぎり空気を抜いて真空状態にする。
うなぎは、空気に触れることで酸化し、鮮度が落ちていきます。
そのため冷凍する前には、できるだけ空気が入らないように保存する必要があるんです。
冷凍保存が1ヶ月を過ぎると、鮮度や風味が落ちていくので、冷凍して1ヶ月以内に食べきるようにしてください。
私はうなぎを冷凍保存する際、食べやすい大きさに切ってから小分けしてサランラップで包んでいます。
後でうなぎを切る必要がなく、時短にもなりますよね。
また小分けしていることで、小さなジップロックの袋でも保存できるのでおすすめです。
お取り寄せしたうなぎや、もともと冷凍されていたうなぎを買った場合は、真空パックに入っていることが多くはないですか?
その場合は、そのまま冷凍すればOKです。
しかし、自分で一から冷凍保存する場合は、できるだけ真空状態にして保存するようにしてください。
冷凍以外の保存方法
うなぎの保存には冷凍以外に、冷蔵保存があります。常温保存は腐りやすく、食中毒の原因にもなりますので、やめておきましょう。
正しい冷蔵保存の仕方はこちら!
①うなぎを、できるだけ空気が入らないようにサランラップで包みこむ。
②サランラップで包んだうなぎを、タレがこぼれないように真空パックに入れる。
③できるかぎり空気を抜いて真空状態にする。
保存方法は、冷凍保存の方法とほとんど同じですね。
冷蔵の場合も、できるだけ空気に触れないように気を付けましょう。
冷蔵保存のうなぎは冷凍よりも賞味期限が短く、2~3日前後となります。
できるだけ腐るスピードを遅らせるためにも、冷蔵庫の開け閉めを控えたり、チルド室に置いたりすることをおすすめします。
冷蔵保存は、少し食べ残ったけれど近いうちに食べきる時などに良いですね。
その日のうちに食べるからと、そのまま常温で置いておくことはできるだけやめてください。
特に暑い夏場などは、常温で置いておくと一気に腐ります。
私は、うなぎではないですが、夏場に作り置きカレーを腐らせた経験があります。
夜に食べるからと、昼に作っておいて、そのままお鍋を常温で置いていたんですね。
半日もたっていませんでしたが、カレーから異臭がして、泡が出てきていました。
エアコンの効いた部屋に置いておくのなら、常温でもまだましかもしれませんが、うなぎに限らず特に夏場の常温保存はやめておいてくださいね。
うなぎの冷凍を解凍する方法
うなぎを冷凍したのはいいけれど、解凍はどのようにしたらいいの?
解凍の仕方によっては食感や風味が変わる食材もあるので、できれば美味しさそのままで解凍したいですよね。
そんなうなぎの解凍方法はこちら!
・冷蔵庫でじっくり解凍する方法
・流水で解凍する方法
・電子レンジで解凍する方法
おすすめは、冷蔵庫でじっくり解凍する方法です。
でも、時間がない時だってありますよね。そんな時は、流水解凍や電子レンジでの解凍を試してみてください。
それでは詳しく紹介していきます!
冷蔵庫でじっくり解凍する方法
うなぎは、冷蔵庫でじっくり解凍するのがおすすめです。
できれば食べる前日や当日の朝には冷蔵庫に移動させておいて、半日から一日かけてじっくり解凍するのが良いですよ。
そうすることで、冷凍前の鮮度や風味に近い状態で解凍することができます。
時間はかかりますが、低温で解凍していくことで、細菌の繁殖を防ぐこともできるんですよ。
また、解凍のしすぎを防ぐこともでき、うなぎそのものの品質を守ることにも繋がるので、良いことだらけですよね。
私はよく食べる直前になって解凍し忘れた!ということが多いので、うなぎを冷凍した時点で食べる日を決めています。
カレンダーのうなぎを食べる前日の欄に「うなぎを解凍する」と書いておくことで、解凍のし忘れを防ぐことができますよ。
また、そもそもカレンダーに書いても忘れるという人は、携帯のリマインダー機能がおすすめです。
日付や時間を決めて通知ができるので、私はよく使っていますよ。
できるだけ美味しくうなぎを食べられるように、冷蔵庫でじっくり解凍してみてください。
流水で解凍する方法
うなぎをうっかり冷蔵庫に入れ忘れたという時もありますよね。その場合は、流水で解凍しましょう。
流水での解凍方法では、大体10~15分ほどでうなぎが解凍されます。
できるだけ低温で解凍した方が、うなぎの美味しさを保つためにも良いので、お湯ではなく水を使うことをおすすめします。
流水解凍は、短時間で解凍できて、解凍している間にほかの作業をすることもできるので良いですね。
電子レンジで解凍する方法
電子レンジで解凍する方法もあります。電子レンジを使う場合は、加熱時間が長すぎるとうなぎの身が固くなってしまう場合があるので、注意して行いましょう。
ワット数を低めの500ワットなどに設定し、少しずつ加熱していくのが良いです。
また電子レンジによっては、解凍モードがあるものもあるので、一度確認してみても良いかもしれません。
電子レンジでの解凍は、うなぎの様子を見ながら少しずつ温めていってください。
うなぎの冷凍を美味しく食べる温め方
手軽にスーパーで手に入るようになったうなぎ。
お店の味とまではいかなくても、自宅でも美味しくうなぎを食べたいですよね。
冷凍うなぎを解凍した後は、フライパンで蒸し焼きにする温め方がおすすめです!
蒸し焼きにすることで、自宅でもふっくら美味しいうなぎが食べられること間違いなしですよ!
温める前に、冷凍うなぎを解凍することをお忘れなく!
それでは、蒸し焼きの方法を紹介します。
うなぎの蒸し焼きによる温め方
①フライパンに、アルミホイルやクッキングペーパーなど、焦げないシートを敷く。
②うなぎを、皮目を下にしてシートの上に置く。
③うなぎに水か酒をかける。(うなぎ一尾に対して大さじ1~2程度)
④ふたをして、弱火で蒸す。
⑤5分くらいしたら、一度様子を見て、身がふっくらして温かくなっていたらできあがり。
蒸し焼きと同時に、タレを電子レンジや湯せんで温めておくと、ほかほかのタレをかけて食べることができます。
また、水や酒をかける代わりにタレをかけて蒸し焼きにしても美味しく食べられます。
私はご飯にかかるタレも好きなので後かけ派ですが、好みの方で試してみてください。
うなぎに日本酒をかけると、よりふっくらした身になると言われることもあります。
たしかにふっくらした身になりますが、日本酒でうなぎの香りが消されてしまうことがあるので、注意が必要です。
うなぎの香りや風味もしっかり味わいたいという人は、日本酒は避けた方が良いでしょう。
フライパンで蒸し焼きにする、うなぎの温め方。ぜひ一度試してみてください。
まとめ
- うなぎの冷凍はそのまま保存するのではなく、できるだけ真空状態にして保存がおすすめ
- うなぎの冷凍を解凍する方法は、冷蔵庫でじっくり解凍するほか、流水や電子レンジで解凍などがある
- うなぎの冷凍は、フライパンで蒸し焼きがおすすめ
いかがでしたか。うなぎの冷凍はそのまま保存するのではなく、真空状態にするというひと手間を加えてみてくださいね。
保存や解凍、温め方を少し工夫するだけで、自宅でもうなぎの美味しさそのままを出して、食べられることができます!
お店で食べると値段もはるし、お家で美味しくうなぎを食べられたら嬉しいですよね。
美味しいうなぎを出して、家族をあっと驚かせてみませんか?
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