しっとり柔らかな鶏チャーシュー。
そんな鶏チャーシューがお家で作れないか調べたところ、ジップロックを使って湯煎で簡単に作れることが分かりましたよ!
しかも安いむね肉で作れて、湯煎で放置すればジップロックでそのまま保存できちゃう!といういいことだらけでした。
今回は鶏チャーシューをジップロックと湯煎で作る方法や注意点を紹介します。
また鶏チャーシューをレンジ、炊飯器を使って作る利点や注意点も紹介していきますね♪
鶏チャーシューをジップロックと湯煎を使って作る方法!
鶏チャーシューをジップロックと湯煎で作る方法はとっても簡単!
作り方を知っておけば、鶏チャーシューだけでなく、様々な湯煎料理に役立てることができます。
今から紹介する方法で使うジップロックはフリーザーバックです。
鶏チャーシューをジップロックと湯煎で作る方法
<材料 4人分>
- 鶏むね肉2枚
- 砂糖小さじ2
<漬け込みダレの調味料>
- 醤油150ml
- みりん100ml
- 水100ml
- 砂糖大さじ3
- 生姜チューブ6cm
作り方
- むね肉の皮を剥いで、フォークで両面を刺す
- 砂糖をすりこむ(一枚につき小さじ1)
- たれの調味料をジップロックの中で合わせておき、むね肉を入れる
- 空気が入らないように閉める
- 2時間ほど冷蔵庫で放置
- 鍋で水を十分に沸騰させ、火を止める
- ジップロックのまま鍋に入れる
- 鍋のお湯が水になるまで放置する(だいたい4時間)
- 取り出して切り分けて盛り付け、残ったタレをかける
とっても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
鶏チャーシューをジップロックと湯煎を作る時に失敗しないコツ
せっかく味付けした鶏チャーシュー、湯煎していたらジップロックが破けてビショビショ…なんてことにならないためにも、失敗がないコツを紹介していきます。
- ジップロックの空気をしっかり抜く
- むね肉の皮はとっておく
- 必ず火を止めてから湯煎に入れる
ジップロックの空気をしっかり抜く
まず、ジップロックの空気はしっかり抜きましょう。
空気は温まると膨張するので、袋が破損する危険が高まります。
むね肉の皮はとっておく
鶏チャーシューを作る場合、むね肉の皮はとっておきましょう。
皮には油が含まれるので、とっておくことで高温で袋が破損する恐れが減ります。
調味料も油分の少ないレシピが安全だと思います。
必ず火を止めてから湯煎に入れる
最後は、湯煎は沸騰したままにしない、火にかけたままにしないことが重要です。
お湯は100度までしか上がりませんが、鶏肉や調味料、特に油はそれ以上に熱くなるので溶ける可能性が高くなります。
湯煎にいれるときは必ず火を止めましょう!そして湯煎が水になるまで放置することで、しっかり火が通ります。
鶏チャーシューを作る時はジップロックが破損には注意が必要
実は以前、鶏チャーシューをジップロックと湯煎で挑戦したところ、ジップロックが破損して失敗してしまったことがあります。
後で調べると、袋タイプのジップロックが100度までしか耐えられないことが原因でした。
ジップロックが破損する理由として、ジップロックの耐熱温度が関係あります。
ジップロックときくとほとんどの人がチャック付きの袋タイプを想像すると思います。
その証拠にほとんどの鶏チャーシューレシピに使用されているのはジップロックバックという袋にチャックがついたものですよね。
しかし、袋タイプのジップロックは耐熱温度が高いものでも100度で、熱湯に入れると溶けてしまうこともあります。
また、ジップロックは、チャック付きの袋タイプだけでなく、コンテナタイプ、いわゆるタッパー的役割のものも指していますよ。
コンテナタイプは耐熱温度が140度とレンジで加熱することが想定されて作られています。
そのため、温度だけで言えば湯煎する場合はコンテナタイプが向いています。
湯煎に適しているジップロックの選び方
先ほど、温度で考えると、湯煎をする場合はコンテナタイプが一番向いているとお伝えしました。
しかし、味をしみこませてそのまま湯煎、使用後は捨てられ洗い物なしにできるバックタイプで済ませたいのが主婦の心ですよね。
今回は、バックタイプのジップロックで鶏チャーシューを湯煎したい場合、どのタイプを選ぶべきか紹介します。
バックタイプのジップロック、実は4種類あります。
バックタイプだと、フリーザーバックが有名だとおもいますが、その他ストックバック、お手軽バック、イージージッパーがありますよ。
この中で一番湯煎に適しているのはフリーザーバックです。
これからそれぞれのジップロックの特徴、なぜフリーザータイプがよいか説明します。
まず第一にジップロックはプラスチックですので熱に弱いです。そもそも冷凍、冷蔵保存用ですので加熱調理されることは想定されていません。
しかしフリーザータイプのようにレンジ解凍に適しているものもあり、そちらの耐熱温度は100度ですのでこれを越えなければ理論的には湯煎できます。
ただ、ストックバックとお手軽バックに関しては、他のタイプより薄く常温から冷蔵保存までしかできません。
ストックバックとお手軽バックは、確実に湯煎は避けたほうがよいです。
また、フリーザーバックとイージージッパーの強度は変わりませんが、チャック部分の密封度が違います。
イージージッパーはその名の通り開け閉め簡単なので、しっかり密封できるフリーザーバックのほうがより安心して使用できますよ。
以上より、強度があって密封できるフリーザーバックが、バックタイプのジップロックの中では、湯煎をする場合におすすめです。
さらにフリーザーバックシリーズの中にマチ付きで自立するスタンディングタイプもあり、こちらは更におすすめです。
フリーザーバックスタンディングタイプの魅力
フリーザーバックスタンディングタイプの魅力は、まず、自立するので何でも入れやすいです。
食材はもちろん調味料の入った軽量スプーンを狭い隙間に入れなくてもいいのです。
また、マチのおかげで袋の口が上を向くので漬け込んでいる間の液漏れの心配がゼロです。うっかりして冷蔵庫のお掃除なんてことにはなりません。
湯煎するときにおおきなマチのおかげで、お湯に触れる底面積が広くなり、浮力を活用しやすいので鍋底につきにくくなります。
余談ですが、唐揚げの粉つけなんかも空洞が多い分やりやすいですし、残りものを入れた日はもはやお皿です。
チンしてそのまま食べられます。お行儀が悪いのは承知しています。
ジップロックは劣化するのをお忘れなく!
プラスチックの袋は劣化するので破損の危険性がアップします。
鶏チャーシューを作る場合、必ず新しいジップロックで作るようにしましょう。
メーカーはジップロックを食品に使用した後は再利用を原則禁止しています。
ただ、私はジップロックを洗って食品以外で再利用することも。だって高価なんですもの…。
鶏チャーシューをジップロックコンテナとレンジで作る方法!
短時間で鶏チャーシューを作りたいあなたは、電子レンジとジップロックコンテナタイプを使ったレシピがおすすめです!
今から詳しく作り方を紹介しますね♪
鶏チャーシューをジップロックコンテナとレンジで作る方法
<材料 2人分>
- 鶏むね肉 1枚
<漬け込みダレの調味料>
- 片栗粉小さじ1弱
- 醤油大さじ2
- みりん大さじ2
- 酒大さじ1.5
- 砂糖大さじ1
作り方
- フォークでむね肉の両面を刺す(鶏皮をはがすのはお好みで)
- たれの調味料をコンテナの中で合わせておき、皮面を下にしてむね肉を入れる
- 肉をもみこむ
- コンテナの蓋を斜めにのせて電子レンジ500Wで4分加熱
- 肉を裏返して3分加熱
- そのままレンジ内で5分ほど放置し、予熱で火を通す
- 取り出して粗熱がとれるまで待つ
- 切り分けて盛り付け、残ったタレをかける
いかがですか?湯煎での調理に対して袋が破ける不安もありませんし、コンテナといえジップロックなのでそのまま保存もできます。
時短調理をするならジップロックコンテナタイプがおすすめ
こちらではむね肉の、ややさっぱりとしたレシピを紹介しました。
湯煎は出来上がりまでの加熱時間が炊飯器のレシピでも1時間はかかります。
レンジのレシピは余熱時間を入れても、加熱時間が15分以内でできるものがほとんどでした。
調理自体の時短がしたい方にはコンテナタイプのジップロックがおすすめです。
また、皮や調味料の油についてもバックタイプほど敏感にならなくていいので、もも肉やゴマ油を使用したジューシーこってりな鶏チャーシューにも安心して挑戦できます。
とはいえ、レンジ調理は加熱の加減が湯煎に比べて難しいので、おいしい鶏チャーシューを作るためには、お家のレンジにぴったりな加熱時間を探すのが大変かもしれません。
鶏チャーシューをジップロックと炊飯器を使って作るのはおすすめしない
上記では鶏チャーシューを鍋やレンジで作る方法を紹介しましたが、最近は炊飯器を使ったレシピも人気です。
炊飯器で湯煎を行う調理法で、漬け込んだら熱湯とジップロックを入れてスイッチポン♪のレシピが多くとても簡単そうに見えますよね。
しかし私は鶏チャーシューをジップロックと炊飯器を使って作るのはあまりおすすめしません。
なぜなら、火傷や爆発の事故が報告されているからです。
また、そもそも機械自体がご飯を炊くこと以外ができないこともあります。
おすすめしない理由を今から詳しく説明します。
炊飯コースで調理をする危険性
炊飯器にはさまざまな種類があります。
お米にあまりこだわらない方は安価なマイコン式、おいしく炊いたご飯が食べたい方は圧力式炊飯器を利用しているのではないでしょうか。
炊飯コースはお米を炊くための加熱をしているので、それ以外の用途で使用すると水が早く蒸発してお釜が焦げる、さらには壊れてしまうこともあります。
また、各メーカーさんは炊飯器にポリ袋を入れることを禁止しています。
それは、沸騰したときに袋が調圧孔、蒸気口、フィルター安全弁、内蓋の穴などの上部分に張り付いてしまい塞がれることがあるからです。
それにより、突然蓋が開いて熱湯が飛び散る事故の危険性がありますよ。
特に、圧力式炊飯器では調圧孔をふさいでしまうと大きな爆発につながる恐れがありとても危険です。
一般的なポリ袋よりジップロックは強いですが、万が一のことを考えると袋を使う調理は避けるべきだと思います。
マルチクッカー機能を備えた炊飯器
1台で蒸す、煮る、焼く、揚げるまでできる家電のことをマルチクッカーといいますが、これでお米を炊くこともできます。
マルチクッカー機能はすごく便利そうですが、ここまで多機能だとなかなか使いこなすのが難しいです。
我が家は母が欲しがって購入しましたが、煮物作りとカレーの保温にしか使われていません。
最近では炊飯器に調理機能が付いたものもあるのでそちらのほうがお得感があるのかなと思ったりします。
この機能を使ってジップロックを使用せずに油の多いもも肉を使ったり、調味料をしっかり入れたりしておいしい鶏チャーシューを作るのもありかもしれません。
調理前にはしっかりお家の炊飯器の説明書を読んでくださいね♪
まとめ
- ジップロックはフリーザーバック、特にスタンディングタイプの新しいものを使用し、中に入れる油分、空気は極力減らす
- 湯煎のときは必ず火を止める
- レンジを使用しジップロックコンテナタイプを使えば短い時間で作れる
- 炊飯器で湯煎調理をするのは危険
- 炊飯器には調理機能を備えているものもあるため自宅の炊飯器にあった方法で調理する
今回、レンジ調理も紹介しましたが、加熱加減が難しいので私はもっぱら鶏チャーシューは湯煎派です。
しかし、うまくできればそのまま食卓に出せて便利なんだろうなと思ったりするのでまた挑戦してみようと思います。
ジップロックを使えば、簡単に味付けと加熱ができ、出来上がり後そのまま保存もできちゃいます。
ライフスタイルにあった安心、安全な方法であなたも鶏チャーシューに挑戦してみませんか。
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