賃貸への引越しを考える時、オール電化にするかガス併用にするかは悩むポイントではないですか?
私は、一人暮らしの時にはそれほど気にならなかった光熱費ですが、家族がいる今、光熱費は重要なポイントです。
特に今は小さい子供がいるので家で過ごす時間が長いため、光熱費が少しでも抑えられたら嬉しいのですよね。
オール電化賃貸は後悔する点もありますが、事前に対処することで、快適なオール電化生活ができますよ!
この記事を読めば、オール電化賃貸の後悔する理由だけでなく、メリットや後悔しないための対処法なども知ることができます。
オール電化賃貸について知ることで、少しでも引越しの参考になれば幸いです。
ストレスなく快適な生活を送るために、オール電化賃貸についての理解を深めていきましょう!
オール電化賃貸に住んで後悔する理由
オール電化の賃貸を検討されている方は、実際オール電化はなぜ後悔するのか気になりますよね。
オール電化賃貸に住んで、後悔する理由はこちらです!
- 日中の電気代が割高になっている
- 湯切れをおこす
- 調理器具が限られる
- 災害時に困る
- 電磁波が気になる
それでは、後悔する理由を詳しく見ていきますよ。
日中の電気代が割高になっている
オール電化の電気料金プランは、夜間の電気代が通常よりも安く、日中の電気代が通常よりも高く設定されています。
光熱費を電気のみにして、夜間の安い電気を効率的に使うことで、オール電化によって光熱費を下げられるのですよね。
そのため、日中に電気を使いすぎると、電気代が跳ね上がってしまいます。
また、オール電化はガスの働きも担うため、お湯を使う際にも電気を使うことになりますよ。
オール電化の場合は、日中の電気の使いすぎに注意しないといけませんね。
子供がまだ小さく日中のほとんどを家で過ごす場合は、私のようにエアコンを一日中つけっぱなしの時もあるのではないでしょうか。
特に暑い時期や寒い時期など、エアコンがないと過ごしにくい季節は、電気代が上がる原因になってしまいますね。
湯切れをおこす
オール電化は使えるお湯の量が決まっているため、湯切れをおこすことがあります。
オール電化は、給湯器を使用して電気代の安い夜間に毎日一日分のお湯を作り、溜めておいて使うというシステムになっています。
そのため、一日に使えるお湯の量が決まっているのですね。
朝にシャワーを浴びる場合や、浴槽のお湯を入れ替えて家族が入る場合は、通常よりもお湯をたくさん使うため、湯切れをおこすことがありますよ。
給湯器で作られるお湯は、溜めるのに1~2時間かかってしまうので、お風呂に入ろうとした時に湯切れをおこしてしまうと困りますね。
これはたしかに、毎日お湯をたくさん使う場合は、オール電化賃貸の後悔ポイントではないでしょうか。
また、お湯を溜める給湯器は電気温水器とエコキュートの2種類があり、賃貸の場合は電気温水器が多いです。
エコキュートと比べて稼働音が静かですが、電気料金はエコキュートよりも電気温水器の方が高くなるため、どちらにも良し悪しがありますね。
給湯器のタイプについては、事前に確認するのが良いですね。
調理器具が限られる
オール電化賃貸はIHクッキングヒーターを使うため、IHに対応している調理器具を使わないといけません。
元々ガスコンロを使っていた場合は、使えなくなってしまう調理器具もあるのではないでしょうか。
フライパン一つにしても、IH対応の物かどうかの確認が必要です。
また、耐熱ガラスやセラミックの物は、使用できません。
料理好きな人は調理器具にもこだわりがあるでしょうし、少し残念なポイントかもしれませんね。
私の義母はとても料理好きで、調理器具にもこだわりを持っているので、IHは考えられないと言っていましたよ。
オール電化賃貸に引越す場合は、調理器具を継続して使えるのか確認が必要ですね。
災害時に困る
オール電化は電気だけで生活が成り立っているため、停電した時などは全てが機能しなくなってしまうため困ります。
そのため、実際に停電した時にオール電化を後悔する人が多いようです。
ただ、ライフラインで一番早く復旧するのが電気だと言われているため、停電が長引くことはめったにないと考えられます。
給湯器に水が溜まっている場合は、災害時に生活用水として使うこともできますよ。
計画停電が行われた際は少し困るかもしれないため、長引く停電を想定して事前に準備をしておく必要がありそうですね。
電磁波が気になる
オール電化にすると、電磁波の影響が気になるという場合もあります。
電磁波には、刺激作用や熱作用があるため、身体に悪い影響があるのではないかと心配する方も多いです。
発がん性や身体への影響が全くないというわけではありませんが、過度に心配する必要はありません。
普段使っているスマホからも、少なからず電磁波は発生しています。
しかし、気になってしまう時もあるかもしれませんね。
特にIHクッキングヒーターで調理する際は、ヒーターの部分がお腹に近くなるため、私だったら気になっていただろうなと思いました。
オール電化賃貸のメリット
ここまで読むと、オール電化賃貸には後悔することしかないと思いますよね。
でも、オール電化賃貸にするメリットももちろんありますよ◎
オール電化賃貸に住むメリットはこちらです!
- 火を使わない生活ができる
- コンロの掃除が楽にできる
- 夏場の調理も快適
- 効率的に調理ができる
オール電化賃貸に住むメリットも、なかなか魅力的です。
火を使わない生活ができる
火を使わないので火災の心配がないことは、大きなメリットですよね。
家の火災原因で一番多いのが、キッチンコンロ周りです。
ガスコンロにも安全装置があるため、火災の心配は減っていますが、それでも火を使わないことで安心感が少し違いますよね。
また、火災保険にはオール電化割引があるので、安心かつお得になるのはさらなるメリットではないでしょうか。
コンロの掃除が楽にできる
オール電化だと、コンロ周りの掃除がとっても楽にできます。
コンロに凹凸がないため、拭き取りだけで汚れを取ることができるのは魅力的ですよね。
キッチンは毎日使う場所なので清潔にしておきたいけれど、ガスコンロの場合、掃除に手間と時間がかかります。
ガスコンロは、五徳や、五徳を取り付ける部分の掃除がとても面倒なのですよね。
毎日の掃除は大変なので、ガスコンロと比べてIHクッキングヒーターは、掃除のストレスが格段に減りますね。
主婦にとって、かなり助かるポイントではないでしょうか。
またコンロ周りに凹凸がないため、ちょっとした作業スペースに使うこともできますよ。
作業スペースとして使う場合は、コンロの電源が入っていないかどうかしっかり確認してから使うようにしてくださいね。
夏場の調理も快適
暑い夏の時期にコンロで調理をする時でも、コンロ周りが暑くならず、快適に調理ができますよ。
ガスコンロを使っている時、コンロ周りが火で暑くなりませんか?
冬場は温まって良いのですが、夏場の調理は暑いととてもしんどいですよね。
IHクッキングヒーターの場合は、フライパンや鍋などの調理器具そのものが発熱するため、周辺は暑くなることがありません。
ガスコンロの場合は空気を熱しているので、コンロ周りがとても暑くなるのですよね。
夏場は調理をするだけで汗が出るので、快適な調理ができるのは嬉しいです。
効率的に調理ができる
IHクッキングヒーターは熱効率が良いため、効率的に調理をすることができますよ。
IHクッキングヒーターは、調理器具そのものを発熱させて調理するため、発生した熱の約90%を調理に使うことができます。
ガスコンロの場合は、火の熱が空気中に半分ほどが逃げてしまうため、実際調理に使えている火力は40〜55%なのですね。
IHクッキングヒーターはガスコンロと比べて、調理に使える熱効率に約2倍の差があることになりますよ。
熱効率が良いことで調理時間も短縮され、食事の支度もよりスムーズにいくのではないでしょうか。
オール電化賃貸で後悔しないために
オール電化賃貸には、メリットもたくさんあることが分かりましたよね!
オール電化賃貸で後悔しないために、自分でできることはありますよ。
- 自分がオール電化に向いているかを検討する
- カセットコンロを購入する
- 不動産や仲介業者に相談する
オール電化賃貸に住んでから後悔しないために、自分でできることをやってみましょう。
自分がオール電化に向いているかを検討する
家族構成や生活環境が、オール電化の生活に向いているかどうかを、多方面から検討してみましょう。
たとえば、お風呂好きで通常よりもたくさんお湯を使うのであれば、湯切れの心配がおこるため、オール電化に向いていないかもしれません。
ただし、単身や夫婦で日中はほとんど家におらず、お風呂以外にお湯を使うことがない場合は、湯切れの心配はほとんどないでしょう。
また調理器具にこだわりがなく、IH対応の物しか使えなくても問題ないという人も、オール電化に向いていますよ。
日中在宅していることが多い場合は光熱費が高くなってしまうことがあるので、少し考えないといけませんね。
賃貸に住む年数なども考えながら、その間の生活環境はオール電化に向いているのかどうか、じっくり検討することが大切ですよ。
カセットコンロを購入する
オール電化にしても少しはガスコンロを使いたいという場合は、カセットコンロを購入すると、自宅で手軽にガス調理ができますよ!
オール電化は問題ないけれど、たまにガスコンロを使った調理も楽しみたいという方は、ぜひカセットコンロを購入してください。
手軽にガス調理ができ、カセットコンロがひとつあるだけで食卓の上でも調理ができますよね。
普段は掃除が楽なIHで調理をして、たまの楽しみにカセットコンロを使うという方法は、IHとガス両方の良いところを存分に使えていいですね。
ガスにこだわりはないけれど、たまにはガス調理がしたいという場合は、カセットコンロがおすすめですよ。
不動産や仲介業者に相談する
考えてはいるけれど、結局どっちが良いのか迷ってしまう場合は、不動産や仲介業者に相談してみてください。
不動産や仲介業者の方は、住まい選びのプロです。
費用や間取り、場所などの要望だけでなく、自分だけのこだわりなども伝えると、それに合った住まいを探してくれますよ。
オール電化についても、不安な点は何でも聞いてみてくださいね。
自分や家族だけで考えて悩むよりも、住まいについてよく知っているプロに相談に乗ってもらうことで、解決することがあるはずですよ。
毎日過ごす大切な住まい選びですから、小さなことでも相談することをおすすめします。
まとめ
- オール電化賃貸に住んで後悔する理由は、日中の電気代が割高になっていることや、湯切れ、調理器具の制約、災害時の不安、電磁波の心配がある。
- オール電化賃貸に住むメリットは、火を使わない安全な生活ができ、IHクッキングヒーターを使うことによる手軽な掃除、夏場の快適な調理、効率的な調理がある。
- オール電化賃貸で後悔しないために、自分がオール電化に向いているかを検討したり、カセットコンロを購入したり、不動産屋仲介業者に相談したりするのが良い。
オール電化賃貸に住んでから後悔したというようなことは、できる限り避けたいですよね。
後悔する点やメリットを知り、また事前にできることをしていきながら、納得してオール電化賃貸に住めるのがベストです。
私は、毎日のコンロ周りの掃除が楽になるオール電化が、とっても魅力的に思います。
オール電化で快適な生活が送れるかどうかをじっくり考えて、賃貸を決めていきましょう。
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