瞑想中に寝てしまうのはスピリチュアルな意味がある?効果や対処法も

「瞑想を始めたけど、いつも途中で寝てしまう」「寝てしまうと瞑想にはならないのかな?」

瞑想を生活に取り入れたいけど、つい寝てしまい、いつも気がつけば朝…こんな経験ありませんか。

どうしていつも寝てしまうのだろう、自分には瞑想は出来ないのかなと長らく悩んでいた私が、瞑想を続けられるようになった方法をご紹介します!

瞑想中に寝てしまうのにはスピリチュアルな意味がありますよ。

瞑想中に寝てしまうのはスピリチュアル的には、あなたの中でまだ瞑想を受け入れる準備が出来ていない、あなたのエネルギーが十分では無いからだと考えられています。

この記事では、瞑想中に寝てしまうスピリチュアルな意味や肉体的理由もご説明します。また瞑想中に寝てしまう対処法や瞑想の効果なども分かるようになりますよ。

目次

瞑想中に寝てしまうスピリチュアルな意味とは

瞑想に何度チャレンジしても、いつも途中で寝てしまうあなたには、スピリチュアルな意味を理解する事をおすすめします。

瞑想中に寝てしまうのはスピリチュアル的には、あなたの中でまだ瞑想を受け入れる準備が出来ていない、あなたのエネルギーが十分では無い可能性があります。

エネルギーとはこの場合、肉体的なエネルギーではなく、精神的、霊的なエネルギーの事を意味します。

日常生活の中でも、自分の怠惰的(たいだてき)な部分が多いと、精神的なエネルギーが低くなっている可能性があります。

精神的なエネルギーを高める為には、あなたの意識を変える事が効果的です私が瞑想を続けられるようになった精神的エネルギーを高める方法をご紹介します!

  • なりたい自分や、やりたい事を紙に書いたり携帯にメモをする。
  • 自分にとっての優先順位を明確にして行動する。

・なりたい自分や、やりたい事を紙に書いたり携帯にメモをする。

日常生活で、ついだらだらしたり、やらなくてはならない事を後回しにしてしまったり、出来ない理由を探す事を優先していませんか?

私の場合は、瞑想が出来るようになった自分をイメージして紙に書く事から始めました。瞑想が出来るようになり、集中力が高まったり、少しの事でイライラしたりしない自分です。

またやりたい事や目標を紙に書くだけでも、行動を起こしやすくなります。紙に書けない時は、携帯にメモをする方法もありますよ。

・自分にとっての優先順位を明確にして行動する。

瞑想をする時間や、やりたい事をする時間がうまく捻出出来ない場合は、まずあなたにとっての優先順位を明確にする事がポイントです。

なりたい自分になる為の重要な事や大切な事は、緊急でないからと言って後回しにせずに、優先順位を高めに持ってきましょう。

また、緊急でも重要でもないのに時間を取られている事はありませんか。

ついだらだらとスマホを見たり、TVを見たり、無意識に時間を浪費している事があれば優先順位を下げるか、やらない日を設けてみましょう。

時間の使い方はとても大切です。使い方次第で精神的エネルギーを上げる事ができます。

瞑想と一見関係ないように思いますが、あなたが瞑想を受け入れる準備をするのには、日常生活の意識から変えていく事が近道と言えるでしょう。

自分の本当に重要な事を視覚化するだけでも、やらなくていい事が分かり、上手な時間の使い方が出来るようになってきます。

私の場合は、時間に余裕が出来ると自分にも余裕が出来て、家族や友人にも今までよりも優しくできている事に気がつきました。何気ない事ですが、大切な事なのです。

瞑想中に寝てしまうスピリチュアルな意味を知った上で、並行して瞑想を続けてみてください。徐々に効果が感じられるくらいにまで瞑想が出来るようになりますよ。

気がつけばまた寝てしまっていたけれど、昨日よりも長い時間瞑想できていたなと感じる事が出来たら成功です。

瞑想中に寝てしまうのは肉体的な理由もある

瞑想中に寝てしまうのには、肉体的な理由もあります。

瞑想中に寝てしまう肉体的な理由
  • 身体が疲れていて睡眠を求めている
  • 瞑想の時と睡眠時の脳の周波数がよく似ている

身体が疲れていて睡眠を求めている

あなたは身体に必要な睡眠時間を取れていますか?

朝起きてから、寝る直前まで家事や仕事に追われて、やっと瞑想の時間が取れたと思ったらもう就寝時間…そんなあなたは睡眠をまず優先してください。

身体が休息を求めている状態では、優先順位は肉体的な休息であって、寝不足の身体に瞑想を叩き込む事はおすすめしません。

睡眠時間を削らないと瞑想する時間が取れないというあなたは、前述の自分にとっての重要度を視覚化して、やらなくてもいい事を把握して時間を作りましょう。

それでも時間が取れないあなたはキャパオーバーの可能性があるので、誰かに手伝ってもらう事も考えてみてくださいね。

私も食事や洗濯など、やらなくてはいけない事が多く、自分の時間がうまく取れない時は夫に家事を手伝ってもらいます。

言わなくても手伝って欲しいとつい不満に思いそうになる時もあるのですが、瞑想をする時間が取れない事にイライラしていたら本末転倒ですものね。

また次の章では、移動中でも出来る瞑想もご紹介しています。時間を作らずに瞑想する事ができますよ。

瞑想の時と睡眠時の脳の周波数がよく似ている

睡眠はしっかり取っているはずなのに、寝てしまうよというあなたは脳の周波数のせいかもしれません。

脳には人間の意識状態を表す周波数があります。実は瞑想中の周波数と寝ている時の周波数はとてもよく似ているのです。

人間の脳は起きている間はベータ波(β波)が出ています。リラックス状態から睡眠状態、熟睡状態になると周波数はアルファ波(α波)→シータ波(θ波)→デルタ波(δ波)へと変化します。

睡眠に入る時や浅い眠りの時にアルファ波からシータ波へと変化して、熟睡するとデルタ派に変化しているのです。

瞑想中はアルファ波からシータ波の状態なので、瞑想中に寝てしまうのは、脳の周波数が眠りにつく時と途中まで同じ事が原因なのです。

瞑想もかなり奥深いところまでいくとシータ波からガンマ波へと変化するんじゃよ。

瞑想中に寝てしまう対処法については、後ほどご紹介しますね。

瞑想中に寝てしまう対処法はこちら!

それでは瞑想中に寝てしまう対処法についてもご紹介します。

瞑想中に寝てしまう対処法
  • 座禅を組んで半眼(はんがん)でする。
  • 書く瞑想を取り入れる。
  • 移動中など歩きながら瞑想をする。

座禅を組んで半眼でする

目を閉じて瞑想をしていたあなたは、うっすらと開けた状態で試してみてください。

閉じた半分は自分の内面へ、開けた半分は自分の外側や、外部へ目を向けて意識を集中させる練習をします。

また寝ながら瞑想していたなら、半眼の前にあぐらの姿勢でする事をおすすめします。

あぐらをかいても半眼でしていても、どうしても寝てしまうというあなたは次の2つの瞑想を試してみてくださいね。

書く瞑想を取り入れる

ジャーナリングと呼ばれる事もある書く瞑想は、ただ思いついたまま気持ちのままに感じた言葉を紙に書く方法です。

頭では考えず、自分の内側にある感情をただ紙に書くだけなのですが、1日5分でも続ける事で徐々に頭と心が整理されます。

1章でご紹介したマインドフルネス瞑想のイメージでやると取り組みやすいと思いますのでぜひ試してみてください。

移動中など歩きながら瞑想をする

歩く事に集中する瞑想です。書く瞑想と同じくマインドフルネス瞑想をイメージするのがおすすめです。

<今この瞬間>の体験に集中するので、まさしく歩く事にひたすら集中する方法です。

歩く事に集中する事で、過去や未来への思い込み、執着を手放す訓練となります。

身体を動かす方が返って集中しやすい場合もあるので、座禅や寝たままの瞑想がうまく継続出来ない場合は、歩く瞑想を取り入れるのも良いかもしれませんね。

歩く瞑想をする時、歩く事に集中し過ぎると人にぶつかる恐れがあります。

つい足元を見てしまいそうになりますが、前を向いて歩く事を体全体で感じる事が出来るようになると成功です。

またそれでもやりにくい場合は、歩く事ではなく、呼吸に集中するのも良いですよ。

瞑想中に寝てしまうお悩みについては、Yahoo知恵袋のベストアンサーでは、対処法として座って瞑想する事をおすすめしていました。

やはり寝てしまわないように、体を起こした状態での瞑想が効果的なようです。

マントラを心の中で唱える事も、寝てしまうのを防止する効果があるとの事でした。

マントラとはサンスクリット語で、讃歌や祈り、呪文などを表現した短い言葉の事で、ヨガや瞑想のクラスに用いられるようです。

私は使った事がないのですが、ご自身でマントラをお持ちの方は試してみてくださいね。

また、瞑想中に寝てしまうだけではなく、知恵袋ではこのような質問もありました。

【質問】瞑想と睡眠の違いは何ですか?

yahoo知恵袋

睡眠との違いは、前述したように脳波の違いがありますね。

アルファ波からシータ波へと移動していくまでは、睡眠も瞑想もほぼ同じなので違いが分かりにくいですが、睡眠の場合は熟睡状態に入るとデルタ波へと変わります。

瞑想はアルファ波からシータ波の間の周波数だと言われていますが、まれにガンマ波まで変化する人はかなりの達人だと考えられるようです。

シータ波の状態からつい寝てしまっても、継続する事で瞑想時間を長く保つ事ができますよ。

おすすめしたい有名な瞑想をご紹介

瞑想は多くの文化と共にたくさんの種類があります。中でも有名な瞑想の種類をいくつかご紹介しますね。

おすすめしたい瞑想
  • マインドフルネス瞑想
  • サマタ瞑想
  • ヴィパッサナー瞑想
  • ボディスキャン瞑想

マインドフルネス瞑想

過去の経験や思い込みからくる雑念を手放して、<今この瞬間>の体験に意識を集中する方法です。

過去や未来への執着を手放す訓練をする事で、ストレスを溜めにくくし、今を大切に生きる事に集中出来るようになります。

座った状態、寝た状態、または歩きながらと自分に合った方法で実践できます。

サマタ瞑想

仏教用語のサマタ(バーリ語)とシャマタ(サンスクリット)が語源とされています。

お経や音楽、呼吸、ロウソクなど何か一点に集中する方法で、他のモノが一切気にならなくなり、集中力を高める事が出来ます。対象は何でも良いのです。

途中で意識が違う方向に向いてしまったら、また元の一点に集中すれば良いので、これも繰り返し行う事でだんだん継続出来るようになります。

私もこのサマタ瞑想から始めました。意識するものを<呼吸>にすれば何の準備も要りませんよ。

最初のうちは私も気がつけば今日の晩ごはん何にしよう、お腹すいたな、などと考えてしまっていてハッとしました。

でも気づいた時に、再び<呼吸>に集中すれば良いのです。何度でも繰り返し行う事で段々と集中力が高まってくるのが分かりますよ。

サマタ瞑想は仏教由来であり日本人には取り入れやすい瞑想とも言われています。

初めての方にも、1つの物に集中するサマタ瞑想は始めやすくおすすめですよ。

ヴィパッサナー瞑想

サマタ瞑想とは対照的で、集中する対象を次々と移し変えていく方法です。感じた事を感じたままに受け止め、一点に集中しません。

「ストーブが温かいな」「愛猫がご飯を食べている」「家の前をバスが通ったな」「みかんの香りがする」など、五感をフル活用して、起きた事をそのまま感じます。

ふだん無意識に感じている事を、意識的に受け止める練習をするだけなのですが、意識が一点だけに集中してしまわないように注意しなければなりません。

愛猫がご飯を食べているな。ご飯足りたかな、今日のオヤツは何をあげよう…。

こんな風に一点に考えを深めてしまわないように気をつけて。次々と意識を感じた事に移動させていきましょう。

ヴィパッサナー瞑想は、サマタ瞑想で集中力を高める事が出来た次のステップとして用いられる事もあります。

ボディスキャン瞑想

マインドフルネス瞑想の一種で、身体に意識を向ける瞑想です。名前の通り、自分の身体をスキャンしているようにひとつずつ感じていきます。

身体に意識を向ける事で頭の中で考えていた事など排除する事ができ、脳を休ませる事にもなります。

普段当たり前に動かしている身体に意識を向ける事で、自分自身で気づかなかった身体の不調や変化に気づく事があるかもしれません。

また脳を休ませる事で、深いリラックス効果が得られ、心身ともにケア出来るのでオススメです。ボディスキャン瞑想については、この後でももう少しご紹介しますね。

瞑想で得られる効果とは

瞑想の種類をいくつかご紹介しましたが、実は自分に合った方法であれば何でも良いのです。

瞑想を始めて少しづつでも効果を感じられたなら、あなたも瞑想のプロにもうすぐなれるかもしれません。

では瞑想で得られる効果をご紹介しますので、ご自身の体感がある方はいくつ当てはまるのかチェックしてみてくださいね。

  • 深い安らぎを感じる事ができ、緊張がほぐれる。
  • ストレスを感じにくくなる。
  • 集中力が増し、気力にあふれる。
  • 抑えられなかった感情のコントロールが出来るようになる。
  • 感謝する気持ちが芽生え、幸福度が増す。

どうですか?良い事だらけではないでしょうか。今まで瞑想を試しては挫折してきたあなたも、改めてチャレンジしたくなったかもしれませんね。

私は出来る日は、朝に10分だけ瞑想の時間を作るようにしました。雑念を払って、呼吸だけに集中するのはやはり簡単ではありません。

つい、1日のスケジュールや前日の出来事など思い出したり考えたりしてしまいます。

しかし気が付いたらまた呼吸に意識を集中させる、という事を何度も繰り返す内に集中できるようになるのです。

たった10分ですが、その日1日の集中力が増したり、ポジティブに物事を考えられるようにもなるので、とても価値のある10分間だと感じられるようになりました。

瞑想で寝てしまうお悩みは知恵袋にも!

瞑想中に寝てしまう事については、悩んでいるのはあなただけではありませんよ。

Yahoo知恵袋にも共感出来る投稿がいくつかありました。また瞑想中に寝てしまう対処法は、薄目の瞑想や、書く瞑想、歩く瞑想などがあります。

<瞑想中に寝てしまうお悩み例>

瞑想というものに興味を持ち近頃始めてみたのですが、どうしても途中で眠ってしまいます。 瞑想の過程で寝てしまうのも瞑想のうちなのでしょうか。

yahoo知恵袋

瞑想をやっていますが、寝てしまいます。うたた寝と意識がある状態の半々ぐらいの時もあります。瞑想は自分を見つめる作業だと思いますので寝てしまうこととは違うと思うのですが 次の段階へ行く為の鍵はないでしょうか?教えて下さる方お願いいたします。

yahoo知恵袋

瞑想中に寝てしまう事は、最初は誰もが経験する事かもしれませんね。知恵袋には同じような質問がいくつかありましたよ。

ボディスキャン瞑想で寝てしまう事をおすすめしたい人

ボディスキャン瞑想で寝てしまう事をおすすめしたい人がいます。それは普段からなかなか寝付けない人です。

2章までは、瞑想中に寝てしまう対処法についてご説明していましたが、今度は寝付きの悪い人への対処法としてボディスキャン瞑想をおすすめします。

ボディスキャン瞑想については、ユーチューバーのDaiGoさんがリラックス出来る方法としてご紹介していました。

動画では、リラックス出来ない人へのアプローチとして全身弛緩法(ぜんしんしかんほう)とボディスキャン瞑想を組み合わせたやり方をご紹介していました。

全身弛緩法とは、落差を使って身体の緊張をほぐす方法です。手など体の一部を10秒ほどグッと力を入れて一気に放すと、ストンと力が抜けます。

落差で緩ませて緊張をほぐすのですが、ボディスキャン瞑想の要領で力を順番に入れていくとリラックス出来ると紹介しています。

眠れない人にも寝てしまう効果がありそうなので、気になる人はぜひ試してみてください。ボディスキャン瞑想で寝てしまうのが嫌な人は他の方法を試してみてくださいね。

私は瞑想を取り入れてから、眠れない夜が無くなりました。日中の出来事や仕事の不安から、眠れないなと感じるとすぐに瞑想を始めます。

サマタ瞑想で呼吸だけに集中したり、ボディスキャン瞑想で足から順番に意識したりする事で気持ちが落ち着き、ある程度瞑想をすれば気がつけば眠っています。

眠れない夜にも瞑想は効果的だと知っていると、不安な夜を過ごさなくて済むかもしれませんよ。

まとめ

  • 瞑想中に寝てしまうのは、スピリチュアルな意味では、あなたがまだ瞑想を受け入れる準備が出来ていないと考えられる。
  • 瞑想中に寝てしまうのは、身体が疲れているなど肉体的な理由の場合、休息を優先させる。
  • 瞑想中にどうしても寝てしまう人は、座禅で半眼や、書く瞑想、歩く瞑想などがおすすめである。
  • 瞑想には、一点に集中する方法や次々と意識を移動させる方法、また<今この瞬間>に意識を向けたり身体をスキャンしたりするような方法もある。
  • 瞑想では、深い安らぎや、ストレスを感じにくくなる効果、感情のコントロールなどたくさんの効果が期待出来る。
  • 瞑想中に寝てしまっても、継続する事で瞑想している時間が長くなるので寝てしまっても意味がない訳ではない。
  • ボディスキャン瞑想と全身弛緩法の組み合わせは、寝つきが悪く、つい寝てしまうことを望んでいる不眠症の方に試して欲しい。

一言で瞑想と言ってもたくさんの種類や考え方がある事が分かりましたね。瞑想で寝てしまうスピリチュアルな意味も心当たりはありましたか?

私自身、瞑想中に寝てしまう意味をスピリチュアル的に受け止める事で、今までよりも自分と向き合う時間を作る事ができ、集中力も増しました。

なぜ瞑想をしたいのか、目的を明確にする事も大切ですよ。そして瞑想中に寝てしまっても、瞑想の達人をめざして継続する事を諦めないでくださいね。

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