キッチンカウンター、あなたの家にはありますか?
キッチンとダイニングを仕切るカウンターのことです。
近頃は、家族とのコミュニケーションが取りやすいオープン式のキッチンが主流になっています。
我が家も同様の造りでキッチンカウンターがありますよ。
ただ、このキッチンカウンターが片付かない!という悩みは多いそうです。
片付かない理由は、キッチンカウンターが家族の動線の中心にあるからです。そこで、上手な片付け方やグッズを使った収納方法も教えます!
またカウンターの下も、うまく収納に活かしちゃいましょう。
片付かないキッチンカウンターを、今度こそキレイにしたいあなた!
これを読んで「見せたくなるキッチンカウンター」を目指しましょう♪
キッチンカウンターが片付かない理由と対処法
キッチンからもダイニングからも見えるキッチンカウンターは、家の中で目につきやすい場所ですね。
ダイニングは家族が集まる場所ですし、キッチンも人の出入りが多い所です。
またダイニングからカウンターは意外と目に入りやすいので、私自身、来客の際に片付いていなくて焦った経験があります…。
そのためいつもキレイしておきたいところですが、あなたの家はどうですか?
キッチンカウンターが片付かない理由は、カウンターが家族の動線の中心にあり、モノを置くのにちょうどいい場所だからです!
例えば、洗ったコップを乾かすために置いたり、リビングで使ったハサミを置いたり。
それらを何気なくポンっと置いていき、気が付くと溜まっている…なんて経験ありませんか。
キッチンカウンターは、キッチンとリビングの間にあるため家族が常に行き交い、「とりあえず」置くのに最適な場所なのです。
では、キッチンカウンターが片付かないときの対処法を教えますね♪
- リビングとキッチンを整理しモノの居場所を決める
- 「1アクション」ですぐに片付けられるようにする
- 家族で「リセット」する習慣をつける
キッチンカウンターだけでなく、他の場所の片付けにも使えそうですね。一つずつみていきましょう。
リビングとキッチンを整理しモノの居場所を決める
キッチンカウンターはリビングとキッチンの間にあるため、それぞれで使われたものが集まってきてしまいます。
そのため、まずはリビングとキッチンそれぞれのモノを整理しましょう。
そう簡単に言っても、この二か所は家の中でもモノが多い1位と2位ですよね…。
私もキッチンは定期的にモノの見直しをして断捨離していますが、それでも気づくと不要なモノをため込んでいます。
片付けていると、奥から久々に現れたキッチングッズを発見することはありませんか?
「こんなのあった♪」と、また元に戻しそうになりますが、その存在すら忘れていたら処分することにしています。
そうすると反省し、不要なモノは買わない意識も芽生え、モノも増えなくなりました。
今は片付けに関するお役立ち情報も多く、片付け方法も千差万別ありますね。
自分が無理なくできる片付けの方法で、継続していけることが大切です。
不要なモノは処分し、必要なモノが残ったら、それぞれの「居場所」を作ってあげます。
コップはここに置く、ハサミはここにしまう、という定位置を決めましょう。
また使った調味料などもカウンターに置きっぱなしになりがちです。
キッチン側にスパイスラックを置いて、そこにまとめることにしましょう。
もしかしたら、ダイニング側にスパイスラックを置いたほうが使いやすい家庭もあるかもしれません。
家族の動線を考え、どちらに置くほうが使いやすいかを決めると良いですね。
定位置があれば、あとはそこに戻すだけです。…と言ってもこれが難しいことなので、何か良い方法があるでしょうか。
「1アクション」ですぐに片付けられるように
「使ったら片付ける」を実践しやすくするには、片付けの動作が1アクションで済むことです!
例えば、モノを片付けるために「片付ける箱を出す→フタを開けて入れる→箱を戻す」という3アクションもあると、誰でも面倒になりますね。
せっかくモノの定位置を決めても、面倒で続かないとまた同じことの繰り返しになってしまいます。
よく使うモノは出しっぱなし、また1アクションの動作で済む場所に片付けることです。
この方法、片付かなかったズボラな私でも効果があったのでおすすめです!
引き出しを開けるだけ、かごに放り込むだけ、などの1アクションなら、使ったあとすぐ片付けるのも面倒でなくなりましたよ♪
家族で「リセット」する習慣をつける
キッチンカウンターに1つ何かモノが置かれると、ついまたそこに置いてしまうこと、ありませんか?
そうしてモノが増えると、片付けがより後回しになりますね。
しまいにはホコリも溜まり、キッチンの近くなのに衛生的にも良くありません。
そんなときは、家族全員で「リセット」する習慣をつけましょう!
日を決めて、家族全員でリセットするタイミングを作るのがおススメです。
私の友人は、毎週土曜の朝を「家族全員で片付ける日」と決めているそうです。
みんなで片付けてスッキリしてからお出かけ!ということが習慣化していると聞いて、とてもうらやましく思いました。
まだ小さいお子さんでも、自分で片付けるとその後も「キレイにしよう」という意識が芽生えますよね。
また「〇〇ちゃんはこのスペースのリセット係ね」とお願いすると、意外と責任をもってやってくれるかもしれませんよ。
リセットするタイミングはお風呂や寝る前のタイミングなど、日常の中で作ってもいいですね。
家族でリセットするタイミングを話し合うのもおススメです。
誰か一人が片付けるのではなく、ぜひ家族全員での習慣にしましょう!
また「リセット」という言葉は、私自身、意外なところで効果がありました。
小学校高学年になった我が子は、「片付けて!」と小さいころから言われ続けているせいか(笑)片付けをお願いしても渋々やっていました。
ある日「机の上、キレイにリセットしてね」と言ったら新鮮だったためか、すんなり片付け始めたのです!
その後、言葉の効果は徐々に薄れてはいきましたが(笑)
面倒な片付けこそ、家族みんなが参加し、楽しい気持ちで取り組むほうがいいですよね♪
そして時々お客さんを呼ぶと、キッチンカウンターも見られるのでキレイさをキープできます!
キッチンカウンター上の上手な収納方法
キッチンカウンターの上に何も置かず、まっさらでキレイな状態をキープできれば理想ですね。
でも急にハードルが高くて、キレイをキープするのは難しいかも…。
今まであったたくさんのモノたちをいきなりゼロにしても、また散らかってしまいそうですよね。
グッズを使ってキッチンカウンター上の収納をする場合、覚えておくとよい方法があります。それはこちら!
- キッチンカウンターに置くモノは厳選する
- 収納グッズはちょうどいい大きさのモノを選ぶ
- 収納グッズは色選びでスッキリ見せる
- 小物を飾って上手に「見せる」方法
キッチンカウンターに置くモノは厳選する
モノが増えると、また散らかってしまうのはもうご承知の通りですね。
でもよく使うモノだけはキッチンカウンター上に収納して置いておきたい!という場合は、よく考えて厳選しましょう。
例えばハサミ、ペンを使うのがいつもキッチンカウンターの近くなら、置き場所は近いほうが片付けやすいですね。
使う場所と収納場所が近いと、片付けやすいというメリットがあります!
些細なことですが、日頃自分が行動するときの動線をよく考えると、必要なモノをどこに置いたらいいか分かります。
そうしてキッチンカウンターに置くモノを厳選して選びましょう。
収納グッズはちょうどいい大きさのモノを選ぶ
キッチンカウンターに置くモノが決まったら、それらを入れる収納を選びます。
ここでポイントは、置くモノにあう収納グッズの大きさです!
大きすぎる収納グッズを選ぶと、つい余計なモノもあれこれと入れがちだからです。
置くモノたちがちょうどぴったり入る大きさなら、それ以上モノも増えにくくなります。
収納グッズにフタがあるメリットは、ホコリが入るのを防ぐことができますよ。
またカウンターの上に置いても中身が見えないのでスッキリとしています。
収納グッズにフタがないメリットは、そのまますぐに入れやすいということです。
また何が入っているのか、一目で分かりやすい点です。
あなたの置きたいモノにぴったりの収納グッズが見つかるといいですね。
収納グッズは色選びでスッキリ見せる
今はステキな収納グッズも、迷うほどたくさんありますね!
可愛い!と思って買ったけれどキッチンカウンターに置いたら、色や雰囲気があわなくて…。
買うときは、あなたのキッチンカウンターを思い浮かべ、壁紙や周りの色と合うモノを選ぶようにしましょう。
また色のついたモノでも、3色ルールを守るとスッキリ見えます。
洋服でも言われている3色ルールを知っていますか?
全てを3色以内にまとめると、キレイに見えます。
同じように、カウンターの上収納グッズも、周りと同化させた色のほうがゴチャゴチャに見えません。
また、ナチュラルカラーのインテリアに、あえて赤のグッズを入れるとポイントカラーとなり素敵です。
例えば、大きさも色もちょうど良さそうな、こんな収納グッズはいかがでしょうか?
【インテリア収納ボックス】
こちらはリモコンラックですが、色々な小物を入れることができるようです。
パッと見て何が入っているか分かりやすく、また薄型なので必要なモノしか入らないのがいいですね!
【卓上収納ケース】
こちらはおしゃれな引き出し式の収納ケースです。
片付けが1アクションで済みますね。また、ホコリも入りにくくなります。
【かごバスケット】
細かく入れるより、ざっくりと収納したい!というあなたには、かごバスケットに入れる方法もあります。
またカウンターについ置きがちなモノは、とりあえずここに入れる、という一時的な収納としても使えます。
ただ定期的に中身を整理しないと、次はかごの中がゴチャゴチャに…という悲劇もあるので気を付けましょうね!
上にお気に入りの布をかぶせておけば、見た目もスッキリしホコリよけにもなります。
小物を飾って上手に「見せる」方法
キッチンカウンター上を収納にするのではなく、飾って「見せる」使い方もあります。
我が家は、猫がカウンターに上ってしまうため何も置いていませんが、以前はお気に入りの小物を並べて飾っていました。
小物の間隔を開けて並べると、とりあえず…とモノを置くことを防げるメリットもあります。
この場合も、3色ルールを守るとゴチャゴチャせずまとまって見えます。あなたのセンスの見せ所ですね!
ただ、キッチンカウンターというのはコンロから近い場所にあります。
コンロから発生する油が蒸気となり家のあちこちに付着する、とお掃除業者の人に聞いたことがあります。
キッチンから近いカウンターにも油の蒸気が付きやすくなりますね。
ベタベタするほどではありませんが、そこにさらにホコリが付くと落ちにくくなります。
小物を飾る場合は、マメに掃除も忘れないようにしましょう♪
キッチンカウンター下の上手な収納のコツ
実はカウンターの下も収納スペースに活かすことができます。
スペースとしては広く取れるため、キッチンカウンターの下はたくさんのモノを収納することが可能です。
家族の動線の中心にあるから、取り出しやすく片付けやすいメリットも!
キッチンカウンターの下を上手に収納するコツはこちらです。
- 高さや奥行きを測り、ぴったりの家具を選ぶ
- 何を収納したいのかあらかじめ考えておく
- モノを「見せる」か「しまう」か決める
高さや奥行きを測り、ぴったりの家具を選ぶ
キッチンカウンターの下にぴったりとあう収納家具を置きたいなら、事前に高さと奥行きを測りましょう。
カウンターがダイニング側に少し出ている場合、その奥行きにあう家具を置くとスッキリしますね。
高さもぴったりあわせれば隙間がないので、またついモノを置いてしまう…ということもありません。
何を収納したいのかあらかじめ考えておく
カウンター下のスペースが空いているから、とりあえず収納家具を買う…という順番だと、実際に収納したいモノとあわないかもしれません。
収納したいモノをあらかじめよく考えておき、それにあう収納家具を購入しましょう。
思っていたイメージと違う、使いにくくて困る…ということを避けられます。
モノを「見せる」か「しまう」か決める
収納したいモノが決まったら、「見せる」収納か「しまう」収納にするかによって、選ぶ家具も変わります。
「見せる」収納なら扉のないオープンタイプになるため、飾ったモノがよく見えます。
お子さんの絵本、お気に入りの雑貨などをディスプレイとして飾っても素敵ですね。
絵本なら表紙を見せて飾れば、お子さんも取り出しやすく片付けやすいメリットも♪
「しまう」収納なら、クローズタイプなので、見た目がスッキリします。
よく使うモノを分類し、大きさや用途にあわせて収納すると使いやすいですね。
しまうことでホコリも付きにくいので、普段使わない食器の収納にも向いています。
もしも「しまう」収納にした場合、扉や引き出しを開けるタイプの家具は、気を付けることがあります。
その前にテーブルやソファーなどを置くと、開けるときにぶつかってしまうからです。
家具の配置を考え、もしも心配なら引き戸タイプの家具を選べば安心ですね。
では、キッチンカウンター下にこんな収納家具はいかがでしょうか?
【キッチンカウンター 収納棚】
こちらは薄型ながら、たくさんの収納が叶う優れモノです。
また真ん中にあるガラス部分から中が見えるため、「見せる」と「しまう」の両方が叶いますね♪
DIYなら自分にぴったりの収納が叶う!
市販の家具では大きさがあわない、使いたいイメージと違う…というあなた、DIYで手作りに挑戦するのもいいですね!
動画もいくつか出ているので、自分の使いやすいオリジナルの収納家具を作ることもできます。
家具なんて作れない、というあなたは、簡易的な棚を設置するだけならどうでしょう。
それも無理…という場合は、カラーボックスをいくつか並べるだけでも、オリジナルの収納コーナーができますよ。
まだお子さんが小さい場合は年齢によって必要なモノも変わるため、とりあえずカラーボックスで様子を見るのも良いかもしれませんね。
キッチンカウンター下収納を有効活用できれば、お部屋も片付き、スッキリすることが分かりました♪
まとめ
- キッチンカウンターが片付かない理由は、家族の動線の中心にあり、モノを置くのにちょうどいい場所だから。
- 片付かないときは、モノを整理して居場所を決める、家族でリセットするタイミングを作る。
- キッチンカウンター上を上手に収納するには、置くモノを厳選する、収納グッズの大きさや色選びを工夫する。
- キッチンカウンター下も収納スペースに活かせる。収納するモノを決め、家具の大きさや収納の仕方を考える。DIYでオリジナルを作ることもできる。
キッチンカウンターは目につく場所なので、家族にとっても大切なスペースですよね。
そこがキレイに整えられていたら、みんなが気持ちよく過ごせることでしょう。
キッチンカウンターが片付かないと困っているあなたに、片付けや収納のヒントになれば幸いです。
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