自信がある人はかっこいい。自信がある人は何かキラキラする特徴を持っている。
でも自分には自信を持つような特技も才能もない…そんな風に思った事はありますか?
私自身ずっとそう思ってきて、自分の事もあまり好きではなかったのです。
しかし、自信を持つための考え方や物の見方を変えるトレーニングを試してきた事で自分を変える事が出来ました。
自信を持つためのトレーニングでは、自己肯定感がとても大切です。
トレーニングした事により、私は周りの友人から、いつも楽しそうだね、たくましくなったねと言われるようになりましたよ。
それには書物やSNS、お話会など、情報収集をして視野を広げ、思考のトレーニングの繰り返しでした。
そんな自信を持つためのトレーニングおたくだった私が、特に効果を感じられた方法を今回まとめてご紹介します。
自信を持つためのトレーニング方法4選!
自信を持つためのトレーニングで私が効果を感じられたオススメ方法がこちらです!
- 自己共感すること
- 感謝する事を習慣づけること
- 呼吸を意識すること
- 褒められた事を書き出すこと
一つづづ説明していきますね。
自己共感すること
私は最初、自信を持つためには才能や特技、人より優れた何かが必要だと思っていました。
でも、もしそうだとしたら、その取り柄が何らかの理由でなくなってしまった場合、自信も一緒に失う事になってしまいます。
自信を持つためには、自己共感をしてあげることが大切。自分の存在そのものを認め、自分を大切にするだけでOKなのです。
今から自己共感をする方法を紹介します!
- ありのままの自分でOKと認めてあげる
- 自分を探る
- 自分がやりたい事を実践してみる
<ありのままの自分でOKと認めてあげる>
そのままのあなたでいい、と言われたら悪い気はしませんが、それだけで本当に自信がつくの?と疑ってしまいますよね。
それにはまず「自己共感」をする事がとても重要です。共感と聞くと他者の気持ちに寄り添うイメージですが、他者ではなく自己、自分の気持ちに寄り添うのです。
自分の本当の気持ちに共感し、それを大切にするトレーニングをします。それにはまず、自分を深く探りましょう。
<自分を探る>
見る角度を少し変えてみて、自分を俯瞰(ふかん)してみてください。
広く高いところから自分を見下ろすようなイメージで、自分という人間を観察します。
自分の本当にやりたい事をしているだろうか。我慢していないだろうか。自分の心の奥底にある本当の気持ちに素直になれているだろうか。
自分の本当の気持ちに気づいていない場合もあるかもしれませんね。
自分という1番近い存在の人間は、心の奥底で何を求めているのだろうか、また手段が目的にすり替わってしまってはいないだろうか。
ここは時間をかけて探る必要があります。
もし、誰かに気を遣って少し我慢をしている、自信がないからやりたい事をやっていない、他人の目が気になる、また本来の目的を見失っている…
そんな心当たりがあれば、どうすれば自分の本当の気持ちを大切に出来るかという方法を考えます。
毎日のさりげない日常の中で、自分を大切にする方法を考え、行動するクセをつけていきます。
<自分がやりたいことを実践してみる>
私の場合、最初にしたのが家族の食事を作らない日を設けてみました。
自信を持つためのトレーニングとどう関係があるの?と思われそうですよね。
毎日の家事や料理、愛猫のお世話に夫の仕事と自分の仕事、共に時間に追われる日々の中で、
「私が〜しなければならない」という思い込みが強く、食事の準備もその内の一つでした。
そしてその思い込みが自分を大切にしていないと気づいたので、毎日食事を作るのは嫌だと夫に言ってみました。
そうすると夫は快く賛成してくれ、実はイライラしながら食事を作られる事が、彼も苦痛だったという事実を私自身が知る事が出来たのです。
作らない日はお互い外で食べてくる、どちらかが何か買って帰ってくるなど、選択肢は探せばたくさんありました。
そしてそうする事で料理をする事が再び楽しくもなりました。
他にもやってみたのは、友人達になるべく自分の意見や考えを伝えるようにしました。
それまではどっちでもいいよ、好きな方でいいよと友人の意見を優先する事が多く、それがクセのようになっている事に気づき、思い切ってそれをやめてみました。
自信を持つためのトレーニングとして、私が自分の意見や好みを伝える事で、友人達はとても喜んでくれる事を知りました。
また私の意見が相手の意見と相違する場合も、どうすればお互いが幸せになれるか、一緒に考える時間がとても大切だと感じる事も出来たのです。
自己中や自分勝手とは違います。自分さえ良ければ、という考え方はその場しのぎにしかならず、結果的に自分を大切にしている事にはならないからです。
自分も相手も大切にする事がうまくいきだすと、自己肯定感が上がり自分を前より好きになることが出来ます。
私の場合は、自己共感し自分の気持ちを大切にするように意識をした時点で、自分が前より好きになっている事に気づきました。
そして周りの人達にも、無理せず自然に優しく出来るようになっていたのです。
自信を持つためのトレーニングは、まず自分の気持ちを探り、大切にする方法を考えて出来る限り実践していき、結果的に自分を好きになる事です。
繰り返し行う事で脳へ自分を好きだと認識させましょう。
自信を持つためには感謝する事を習慣づけよう
自信を持つためには自分を大切にする事が大事だと述べましたが、自分を大切にする事で今度は、様々なものへ感謝の気持ちが湧いてきませんか。
自信を持つためには、普段当たり前だと思っていた事や、気づかなかった事に改めて感謝する事を習慣づけてみましょう。
〜感謝の参考例〜
- 朝、目覚める事が出来た。
- ご飯が美味しい。
- 家族や友人がいる。
- 愛犬、愛猫が可愛い。
- お天気が良くて気持ちがいい。
- 恵みの雨が降っている。
- 部屋が片付いていて気分がいい。
- 知らない人に親切にしてもらった。
感謝できることは、まだまだあるでしょう。
感謝の習慣が身に付けば、あなたの周りの世界が違って見えてくるかもしれません。
そして感謝をする事が多くなればなるほど、そこに存在する自分を肯定する気持ちが高まり、自信を持つ事につながります。
自信を持つために、感謝する気持ちを習慣づけ、そんな世界に自分は生きていると感じる事で自己肯定感が上がる気がしませんか。
感謝と自己肯定感をセットで脳に刷り込みましょう。
自信を持つためには呼吸を意識しよう
普段から呼吸を意識していますか?人は忙しかったり、緊張や不安の中だと浅い呼吸になりがちです。
でもあえてゆっくりと深呼吸をするとことで不思議と気持ちが落ち着いた経験はないでしょうか。
感情と呼吸も深い結びつきがあるようで、呼吸を意識する事は自信を持つためのトレーニングとしては欠かせません。
普段、無意識に胸や肺の辺りで行う浅い呼吸法では無く、ヨガや瞑想などに使われる腹式呼吸を意識して取り入れてみましょう。
腹式呼吸は副交感神経を優位にし、自律神経を整えリラックスをもたらす効果があると言われています。
・腹式呼吸
- 背筋を伸ばして姿勢を正しましょう。(寝たままでもかまいません)
- 先に身体中の息を口または鼻からゆっくり時間をかけて吐き切りましょう。おへその辺りがぺったんこになるイメージです。
- 吐き切ったら次は、鼻からゆっくりと息を吸い込みます。肺からお腹へ空気が行き渡り、今度はおへその辺りが大きく膨らみます。
- 2と3を5回ほど繰り返します。吐く時は吸う時より倍の時間をかけるように意識してみましょう。
気持ちを落ち着かせたい時や不安になった時には、呼吸を意識するのはとても効果的です。
自信を持つためのトレーニングに関わらず、普段から生活に腹式呼吸を取り入れる事をオススメします。
私も焦った時ほどゆっくり呼吸をして落ち着く習慣をつけてからは、ストレスを感じる前に対処出来るようになりました。
ただし、仕事中や授業中などに行うとリラックスし過ぎて眠くなる恐れがあるので、場所と時間を考えましょう!
自信を持つために褒められたことを書き出してみる
褒められると嬉しいものです。ちょっとした事でも褒められると気分良く過ごせて、仕事や家事もはかどる経験は誰しもあるのではないでしょうか。
自分の褒められた体験を、毎日紙に書き出してみてください。
愛用の手帳やスマホに書き出し習慣づけるのも良いと思います。他人から褒められる事は自信になります。
はっきり褒められているのか分からなくても、言われて良い気分になった事で大丈夫です。
〜褒められた内容の参考例〜
- ご飯美味しいね
- いつも元気だね
- 話を聞いてくれてありがとう
- 仕事覚えるの早いね
- 席を譲ってくれてありがとう
- 心配してくれてありがとう
- 字が綺麗だね
何気ない作業ですが、アウトプットして褒められ体験を意識する事は、自己肯定感を上げていく上で効果的なトレーニングとなります。
何度も言いますが、自信を持つためのトレーニングでは自己肯定感がとても大切なのです。
自信を持つためには他人と比較しないことが大切
自信を持つためにやめた方が良い事、それは他人と比較することです。
なぜかついやってしまうのが、他人との比較…
自分よりも優秀、容姿が優れている、運に恵まれている、比較し出したらキリがありません。
または自信を持つために、他人と比較して自分の方が優っていると安心しようとする…
でも本当に、自信を持つために他人と比較する事でその効果が得られるのでしょうか?
得られるのは劣等感やネガティブ思考、またはその場合しのぎの不必要な優越感かも知れません。
これは私の人生であって他人の人生ではない
これは私の人生なのです。他人と比較する必要も、人の目を気にする必要もありません。
「私は私」。毎朝、鏡の前で言ってみても良いかもしれません。
私自身、これを唱えるだけで不思議と気持ちがスッとして、ネガティブな思考から解放される事が何度もありました。
「私は私」。自分の人生を生きるのは私だけなのだから、他人は関係ないのです。
それでも、どうしても比較をするのであればそれはなりたい自分との比較です。
なりたい自分にまだなれていないな、そうなるために何をしよう?と考えるのは結構ワクワクしませんか。
なりたい自分がイメージ出来れば、そんな自分に一歩づつ近づくための行動を起こしましょう。
何かに失敗したり、うまくいかない、出来ない事があればつい言い訳がましくもなるし、ネガティブ思考にもなるかもしれません。
しかしそこで気をつけるのは他人と比較をしないこと、比較をするのは理想の自分です。この事も脳に刷り込みましょう。
有名な著書に「嫌われる勇気」があります。
著書では、他者との比較は幸福をもたらさないと述べられています。そして比較するのは他者ではなく、理想の自分となのです。
心理学者の巨匠アルフレッド・アドラーの教え、アドラー心理学を日本人著者が分かりやすく解説した本で、日本や欧米でも大ヒットしました。
悩める青年と哲人と呼ばれる先生との対話方式で話が進んでいくので、とても読みやすく引き込まれるところも人気が出た理由のようです。
この本には、前述の自分の気持ちを大切にする事、それによって自分が変われる事についても詳しく書かれているので、自信を持つためのお助けアイテムとして最適です。
また、本はあまり読めないと言う方は、要約したYouTubeもたくさんありますよ。
私は中田あっちゃんのyoutube大学で「嫌われる勇気、トラウマは存在しない」を観ましたが、分かりやすく要約されていてとても面白かったです。
時間の無い方にはYouTubeもオススメです。
断捨離をして執着を手放す
それでも思考のトレーニングがうまくいかないという人には、断捨離(だんしゃり)も効果的です。
断捨離って物を減らして部屋をきれいにする事じゃないの?と思われがちですが、実は思考のトレーニングでもあります。
物との関係性を見つめ直す事は、対人関係を見直すきっかけや思考のトレーニングになります。
そして不要な物を手放す事が、過去の執着を手放す事につながると言います。
不要な物とは、他人と比較するクセや自己否定などのネガティブ思考も含まれるでしょう。
私は今でも適度に家の中の断捨離をしています。
頭の中が考える事だらけでぐちゃぐちゃしてきたな、と思ったらまずは断捨離をして目に見える空間をクリアにしていくのです。
物が減るとなぜか思考も身体も身軽になり、考え方がシンプルに、よりクリアになっていく事を体感しています。
自信を持つためにプレッシャーを怖がらない
自信を持つためには、プレッシャーともうまく付き合っていく事が大事です。
プレッシャーに負けないコツも説明しますね。
いつも出来ている事が、本番では緊張して本来の実力がうまく出せない、私は典型的にそのタイプでした。
でも反対に、大事なプレゼンや、試合、発表会など、ここぞという時プレッシャーに負けない事はとても自信を持つことにつながります。
プレッシャーに負けない為の方法を3つご紹介しますね。
- 普段から本番だと思い行動する。
- プレッシャーを受け入れて楽しむ練習をする
- 憧れの人になりきる
普段から本番だと思い行動する
練習の時から、毎回本番だとイメージして取り組む練習をします。
本番だと思い込む事でそのプレッシャーも体感出来ればOK。そして毎回プレッシャーの中に常に身を置く事で自分をプレッシャーに慣れさせるのです。
練習も本番も同じ実力を発揮させるためのトレーニングですが、うまくイメージする事が出来るようになればかなり効果的です。
プレッシャーを感じながらも落ち着いて自分の実力を発揮する感覚を手に入れてください。
プレッシャーと緊張感を楽しむ
プレッシャーや緊張は感じて当たり前、だったらそれを楽しもう!と心掛ける練習をします。
自信を持つためには、プレッシャーや緊張感を楽しもうと思える余裕を手に入れれば、とても有利なのです。
私も今でも緊張する場面はあるのですが、ならそれを楽しんでやろうという考えに思考を切り替えるように意識しています。
おかげでいつの間にかイメージしていたよりも、だんだんと図太くなっている自分に気づきました。
憧れの人になりきる
あの人のようになりたいと思う存在はいますか?芸能人でも身近な先輩でもかまいません。
自分の憧れの人になりきり演じる事で、その場を乗り切る方法です。演じると思うと客観的に見れる冷静さが出てくるのです。
また、自分以外の人間になりきる事で、普段の自分だと思い付かないようなアイデアが生まれたりするかもしれません。
憧れの人のなりきり、その人だったらこういう行動をするだろうな、こうであってほしいなと思うその人のイメージを自分で実践してみましょう。
私は以前働いていた会社で、サラリーマンにありがちな上司と後輩たちの間で板挟み的なプレッシャーを感じて悩んでいた時がありました。
その頃はこの方法を知り、リーダーにとても向いている尊敬する友人になりきり、発言したり実行するよう意識してみました。
頭の中で私は、自分の身体の中にその人が入っているというSFストーリを作っていたのです。
その人だったらプレッシャーに負けずにこういう行動を取るだろうな、というイメージをくじけそうになったら意識して演じていました。
結果的に、両者から信頼を得れたと感じる事ができ、揉めていた事も解決する事に成功し、そしてその思考や行動は自分のものとなりました。
必ずしもうまく行くとは限らないかもしれませんが、大事な試合やプレゼンなど、様々なシチュエーションで活用出来ると思います。
自信を持つために、プレッシャーや緊張に負けないために、憧れの人になりきるというのはなかなかユニークな方法で、プレッシャーを楽しむ事にもつながります。
まとめ
- 自信を持つためには自己肯定感がとても大事。
- 自信を持つためのトレーニング方法は4つ。自己共感すること、感謝すること、呼吸を意識すること、褒められたことを書き出すこと。
- 自信を持つためにやってはいけないのは、他人との比較をすること。比較する相手は理想の自分。
- うまくいかない場合は断捨離をして、思考をクリアにする。
- プレッシャーに負けないためには、練習の時から本番だと思う習慣をつける。
- 憧れの人になりきるなどして、プレッシャーや緊張を楽しもうとする気持ちを持つ。
今回は、私が特に効果が得られたと感じた自信を持つためのトレーニング方法やプレッシャーに負けないコツをご紹介しました。
自分に合いそうな方法がありましたか?自信を持つためのトレーニングは、自分を大切にする事であり、自分を好きになる事です。
自分を好きになると、自分以外の人間も大切に出来ます。逆を言うと、自分を大切にしていないと自分以外の人間も大切に出来ないかもしれません。
自信を持つトレーニングは誰でもいつからでもチャレンジ出来る方法ばかりです。知れば誰でも変わる事が出来ます!
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