早起きできない人の特徴とは?朝起きられない原因や改善方法を紹介

早起きができるようになりたいけど、早起きできない。もっと朝の時間を有意義に使いたいと悩んでいる人はいませんか?

私も早起きできない人でした。毎日朝の支度は時間ギリギリで、朝食を食べる時間もないなんてこともありますよね…

早起きできない人は生活リズムが乱れているという特徴があります。

早起きができない人の特徴がわかれば、早起きできない原因や改善策を知ることができますよ。

朝は頭が冴えている時間帯なので仕事や家事がはかどる時間。

早起きして朝活ができるようになると午前の時間を有効に使えるので、一日の時間が増えたと感じることができます。

今回は早起き出来ない人の特徴、早起きできるようになる方法、社会人が朝活することのメリットをご紹介します。

目次

早起きできない人の特徴とは?傾向と対策を解説

早起きしたいと思ってアラームをセットしても翌日起きられないという日が続いて、どうして私は早起きできないのだろうと悩むことはありませんか?

世の中には早起きが得意で、ゆっくりと落ち着いて朝の支度をしたり、始業時間からバリバリ仕事したりすることができる人がいます。

私は、そんな朝からパフォーマンスの高い人をみて羨ましいと感じながら仕事をしていました。

また、早起きができない人である私は自分がどうして早起きできないのか長い間悩んできました。

早起きできない人は夜ふかしをしてしまうという特徴があります。

生活リズムや環境、心と体の状態で無意識のうちに夜ふかししてしまっていると、睡眠不足や睡眠の質が悪くなり早起きできなくなってしまうのです。

早起きできない人の特徴
  • 深夜帯の仕事や不規則なシフトの仕事をしている
  • 静かな環境を好む
  • 寝る前に考えすぎてしまう
  • 「リベンジ夜ふかし」をしていまう
  • 時間管理が苦手で仕事を締め切りギリギリに提出する
  • 飲み会や夜の食事会に参加することが好き

今から、早起きできない人の特徴と対策を紹介します。

自分が早起きできない人の特徴に当てはまっているかチェックしてみてください。

深夜帯の仕事や不規則なシフトの仕事をしている

コンビニなど24時間営業の企業にはどうしても深夜帯のシフトで働く人がいます。

病院など日勤・夜勤のような不規則なシフトで働く職業に就いている人もいますよね。

起床時間を固定することができない職業に就いている人は、早起きを習慣化することが難しいです。

日勤・夜勤などの交代勤務で体内時計のリズムが狂ってしまう「概日(がいじつ)リズム睡眠障害」になっている可能性があります。

生活リズムは、仕事の時間に左右されることが多いです。

毎朝決まった時間に早起きして規則正しい生活を送りたい人は日中のシフトで働く職業に転職を考えてみるのも良いかもしれません。

静かな環境を好む

深夜は大半の人が眠っているため、夜はとても静かです。静かな環境が落ち着き、安心できる人もいます。

音が苦手で気が散って作業できない人は、物音があまりしない夜のほうが作業が捗る場合があります。

私も物音が苦手なので、周りからの音があまりしない夜に作業しがちです。

そして、夜ふかしすることになるので早起きできていませんでした。

今は耳栓や防音のイヤーマフを使って日中作業しています。

防音のイヤーマフは、主に工事現場や作業現場で働く人が使用しているものなので防音性が高いです。

聴覚過敏の人やテレワーカーで遮音して集中したい人など、使用する人は増えているので挑戦しやすい方法ですね。

寝る前に考えすぎてしまう

寝る前に考えすぎてしまう人も、早起きが難しい傾向です。

仕事やプライベートの悩み、やらなくてはならないことを寝る前に考えてしまうと脳が興奮状態になってしまいます。

脳が興奮状態のままでは寝付きが悪くなって、睡眠の質が下がってしまうのです。

寝る前ってなぜか頭に悩み事が浮かんできてしまいますよね。

私もついつい日中の出来事の反省や明日の予定、将来の不安などを寝る前に考えてしまいます。

そんなときは寝る前に深呼吸をして呼吸を整えてみてください。

呼吸が整い、体も心もリラックスすることで思考の暴走が止まり、考え過ぎを抑えることができます。

それでも考えてしまうときは、一度ベッドから出て悩みを紙に書き出してみましょう。

頭にある悩み事を全部紙に書くことで頭がスッキリして眠ることができますよ。

「リベンジ夜ふかし」をしてしまう

「リベンジ夜ふかし」とは別名「報復性夜ふかし」といいます。

日中自分の時間がとれず、やりたいことができない、その日に満足できないという理由で夜ふかしをすることです。

リベンジ夜ふかしとは、日中仕事に育児にと寝る直前まで忙しい人がなりやすい特徴があります。

効率よく物事を進めるには疲れが溜まった深夜に作業するのはパフォーマンスが低下するのであまりよくありません。

思い切って早く寝て、次の日いつもより早く起きて作業すると効率よく一日を過ごせますよ。

朝、まだ家族が眠っている静かな朝に自分の時間を確保すると自分のやりたいことができるので、短時間でも濃い時間を過ごすことができます。

時間管理が苦手で仕事を締め切りギリギリに提出する

早起きできない人は、時間管理が苦手な人が多いです。

締め切りまでの時間配分が上手くできず、締切ギリギリに無理をして作業をする傾向があります。

そのため、夜ふかしをして作業をしたり、夜まで残業たりしてしまうので就寝時間が遅くなり早起きできなくなるのです。

このような人は睡眠時間を削って足りない時間を補おうとする傾向にあります。

仕事や学校の課題など提出ギリギリに提出してしまう人は、作業計画を立てるときに無理のない計画を立てるようにしましょう。

作業できるだろうと思う日程すべてを使って作業しようとせず、必ず予備日を作るといいですよ。

予備日を作ることによって突然のアクシデントで作業できる日が潰れてしまってもカバーすることができます。

飲み会や夜の食事会に参加することが好き

早起きできない人は、飲み会などの夜のイベントに参加するのが好きという人が多いです。

夜遅くまでめいいっぱい楽しんでしまうので就寝時間が遅くなり必然的に早起きができなくなるのです。

早起きのために飲み会に参加する楽しみをなくすのは難しいという人は「シンデレラルール」を採用しましょう。

「シンデレラルール」とは夜ふかしをしても24時までには必ず寝るというルールのことです。

24時に就寝できるように時間を調整して飲み会に参加することで睡眠時間を確保することができ、早起きすることができます。

早起きできない原因と改善方法を4つ紹介

早起きできないのはなんでだろう?気持ちの問題なのかな…

早起きできない原因は何なのか思い当たることが見つからないという人はいませんか?

早起きできない原因には主に睡眠の質、健康状態などがありこれらを改善することで早起きできるようになります。

早起きできない原因を細かくみていくと4つあります。

早起きできない原因
  • 睡眠不足
  • 寝る前にスマホをみる
  • 夕食の時間が遅い、寝る前に食べ物を食べている
  • ストレス

早起きできない人は原因が一つだけ当てはまるわけではなく、複数当てはまることが多いです。

あてはまる原因をチェックしてみてください。

それぞれ改善方法も紹介しているので実践してみてくださいね。

睡眠不足

自分に必要な睡眠時間は何時間だと思いますか?

睡眠時間とは、体質や年齢、その日の疲れ具合などの様々な要因が複雑に影響し合っているので、絶対的な基準はありません。

成人の場合6~7時間が目安とされていますが、5時間で平気な人もいれば10時間必要な人もいます。

自分に必要な睡眠時間が足りないと日中の眠気が強くなり、記憶力の低下やパフォーマンスに悪影響を及ぼします。

日中出来なかった仕事を残業して終わらせようと、昼間できなかった家事をすべて夜にやろうとすると生活リズムが夜型になってしまいます。

夜型の生活が習慣化されてしまうと早起きを習慣化することは難しいです。

改善方法として、自分に必要な睡眠時間を知り、睡眠を最優先に生活してみましょう。

今までの睡眠時間に毎日一日5~10分ずつ足してみましょう。

朝スムーズに起きられたらその時間があなたにとって必要な睡眠時間です。

適切な睡眠時間の確保は難しいと思いますが一週間だけでも試してみてください。

朝、頭が冴える時間が増えるので少ない時間で効率的に仕事や家事を行うことができますよ。

寝る前にスマホを見る

就寝前、ベッドに入ってからスマホをみていませんか?

寝る前にスマホをみると睡眠の質が悪くなり、早起きできなくなります。

スマホのブルーライトでメラトニンというホルモンの分泌量が減ってしまうからです。

メラトニンは、分泌量が増えると眠くなりるホルモン。

逆に、メラトニンの分泌量が減ると眠くなくなります。

つまり、スマホから発せられるブルーライトを浴びると、脳が昼間だと勘違いしてメラトニンの分泌量が減り、眠くなくなってしまうのです。

スマホのブルーライトは睡眠不足や眠りが浅いなどの症状を引き起こし、最悪の場合睡眠障害になってしまいます。

改善方法として寝る2時間前になったらスマホを触るのをやめましょう。

私も寝る前にスマホでYouTubeをみてから寝ていたのですが、今は2時間前にはベッドから遠いテーブルにスマホを置いて寝るようにしています。

スマホがベッドから手が届く位置にあるとどうしても触りたくなってしまうという方は、手の届かないところに置いてしまうのも良いかもしれません。

夕食の時間が遅い・寝る前に食べ物を食べている

夕食の時間が遅かったり、寝る前に食べたりすると寝ている間にも胃腸は消化活動をする事になり、寝ているのに胃腸は起きることになります。

また、胃腸が動いている状態だと、胃腸に指示を出す脳も起きていることになります。

体が完全に休むことができなくなって眠りが浅くなってしまいますよ。

改善方法として、就寝する2~3時間前までに食事を済ませませることをおすすめします。

内臓に負担がかかり、消化に時間のかかるものは避けた方が良いです。

揚げ物やラーメン、インスタント食品など油っこい食事は消化に時間がかかってしまいます。

うどんや雑炊、豆腐などの大豆製品や魚など胃腸に優しい消化しやすいものを食べましょう。

どうしてもお腹が空いて眠れないときはハーブティーやホットミルクなど温かい飲み物を飲みましょう。

ハーブティーは自律神経を整え、体をリラックスさせる効果があります。

また、ハーブティーの多くは覚醒作用を持つカフェインが含まれていないので寝る前に飲んでも問題ないですよ。

ホットミルクに含まれるカルシウムには副交感神経を優位にさせる効果があるので、精神が安定し、リラックスすることができます。

温かい飲み物は空腹感を和らげる効果があります。

ストレス

家事や育児、仕事などで疲れやストレスを抱えていませんか?

ストレスは早起きができない原因の一つです。

ストレスを抱えると自律神経が正常に機能しなくなるので睡眠の質が下がり、早起きできなくなります。

改善方法として、一日のおわりに今日は一日どんな気分で過ごしたのか記録してみましょう。

ノートに一行でも、手帳の隅に100点満点中何点だったか記録するだけでも大丈夫です。

一週間後、一ヶ月後と見直したときにどんなときにストレスがかかっていたかわかると思います。

仕事で新しいプロジェクトに取り掛かったばかりの時期だったのか、子供の体調が悪く看病に忙しかったのかなど思い出しましょう。

客観的に振り返ると自分はどんなことにストレスを感じやすいのかがわかります。

また、自分の機嫌を取る方法やストレス発散方法をリスト化して作っておくと良いですね。

私は、「いつも我慢しているお菓子を食べる」「お風呂にちょっといい入浴剤を入れる」など簡単にできることをリスト化しています。

自分の機嫌・ストレスを見える化することがストレスを溜めない近道です。

ストレスが原因で朝が起きられないというのは病気が隠れているかもしれません。

ストレスで「寝ても寝ても眠くて起きられない」「寝られない」などの症状があった場合はうつ病を発症しているかもしれません。

その場合は心療内科や精神科などの診察を受けることをおすすめします。

一生のうちにうつ病を経験する人はおおよそ6~7人に1人なので珍しいことではありません。

お近くの病院へ気軽に相談してみてくださいね。

早起きできない社会人は成功しない!?成功者は朝型人間

実は、成功者は朝型が多いということを知っていますか?

どうして成功者は朝型が多いの?

社会人は平日、仕事に追われて帰宅後に自分の時間、自己投資の時間を作ることが難しいですよね。

成功してきた経営者は早起きをして自分の時間を作り、過ごしている人が多いです。

早起きができる朝型生活には早起きができない夜型生活より、時間や脳を効率的に使うことができるからです。

社会人が早起きをして朝型生活を送ることのメリットを紹介します。

早起きするメリット
  • 脳のゴールデンタイムに作業できる
  • タイムプレッシャー(締め切り効果)を使って作業できる

脳のゴールデンタイムに作業できる

人間の脳は起床後約3時間が最も頭が冴えて、作業効率が上がると言われています。

この起床後約3時間を「脳のゴールデンタイム」といいます。

成功者はこの頭が冴えている「脳のゴールデンタイム」に仕事をしているので時間や労力を効率的に使うことが使うことができます。

早起きできない社会人は「脳のゴールデンタイム」を慌ただしく朝の支度をしたり、通勤に使ったりしており、有効に活用できていません。

タイムプレッシャー(締め切り効果)を使って作業できる

時間制限を設けること、締切効果のことを「タイムプレッシャー」といいます。

人は時間があると思うとやる気が起きにくく、ダラダラと作業してしまいがち。

締め切りを作ることによって一定の時間集中して作業することができ、作業の質が上がって生産性も上がるのです。

早起きをして作業するとき、職場の始業まで、家を出るまでなど、締切が設けられることになりますよね。その結果、朝の作業は生産性が上がるのです。

早起きして朝型人間になることで成功した起業家は多いです。

朝型の成功者を紹介

Appleの創業者スティーブ・ジョブズ氏

スティーブ・ジョブズ氏は毎朝6時に起きて、子供たちが起きるまでの時間を大事にしていました。

スターバックスの元CEOハワード・シュルツ氏

ハワード・シュルツ氏は毎朝4:30に起きて、飼い犬と散歩し、自分と妻のためにコーヒーを入れていました。

また、瞑想をしたり、1日の行動計画を立てたりして、出社前に一仕事済ませていたようですよ。

ウォルト・ディズニーカンパニー取締役会長のロバート・A・アイガー氏

ロバート・A・アイガー氏は、2005年から15年間にわたってディズニーのCEOを務めた方です。

彼は、毎朝4:30に起きて、運動をしたりメールをチェックしたりしていました。

昼食をとったあとは眠気で生産性が下がり、夕方から夜にかけては一日の疲労が出てくる頃です。

朝に比べて生産性が下がるので、朝型の生活の方が生産性が高いと言えますね。

世界の成功者たちは、早起きをして朝活をすることを大事にしています。

そして、彼らは目標を持ち、叶えるために早起きをしています。

成し遂げたい目標があれば早起きしようという気持ちも強くなるのではないでしょうか。

早起きできない自分を変えて、朝活をして他の社会人より一歩リードしてみませんか?

早起きするという少しの努力であなたは人生を変えられるかもしれません。

まとめ

  • 早起きできない人は夜ふかしをしてしまうという特徴がある。
  • 深夜働く職業、静かな環境を好む特徴がある、時間管理が苦手、飲み会が好きなど生活リズムや環境の影響を受けると夜ふかししやすい。
  • 寝る前に考え過ぎてしまう、リベンジ夜ふかしをしてしまうなどの問題を抱えていると夜ふかししやすい。
  • 早起きできない原因は、睡眠不足、寝る前にスマホをみる、夕食の時間が遅い、寝る前に食べ物を食べている、ストレスが溜まっているなどがある。
  • 成功者の特徴は自分の時間、自己投資する時間を作るために朝型になることを選択している。
  • 成功したい社会人は早起きをして朝型になるべき。
  • 成功者は脳のゴールデンタイムに作業する、タイムプレッシャーを上手く使って作業するなどの早起きするメリット意識して生活している。
  • 朝型人間の成功者はスティーブ・ジョブズ氏、ハワード・シュルツ氏、ロバート・A・アイガー氏などがいる。

早起きできない原因は一つではなく様々な問題が複合的に絡み合っています。

特に生活リズム、環境心や体の問題が原因である夜ふかしは癖になって習慣化している人はすぐに改善することは難しいでしょう。

しかし、少し意識するだけで必ず早起きできる人に近づくことができます。

今回紹介した改善方法を取り入れて、早起きできない自分と決別しましょう。

早起きの習慣があなたの生活をより豊かにしてくれます。

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