読書をしたのは良いけれど、前に読んだ本の内容が思い出せない…。
今年は、本を何冊読んだのかわからない…ということはありませんか?
読書記録をするための読書記録ノートを作ることで、読んだ本の内容を忘れにくくなり、読んだ冊数もカウントすることができます。
読書記録ノートは、無印良品がおすすめです。
今月、今年、何冊本を読んでいるか、具体的な冊数を知るとモチベーションが上がります。
無印のノートはベーシックなデザインのものはもちろん、無印ならではのデザインのノートがたくさんあります。
今回は、読書記録におすすめの無印のノートとともに、様々な読書記録の方法や書き方について紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。
読書記録ノートには無印のノートがおすすめ
読書しているときは、とても面白かったから忘れないと思っていても、いざ思い出そうとすると、何も思い出せないということありますよね。
そんな時は、読書記録ノートを書くことをおすすめします。
読書記録を書き留めておくのに、おすすめのノートが無印良品にあります。
- 週刊誌4コマノート・ミニ
- 文庫本ノート
読書記録をすることで、本の内容と深く向き合うことができ、内容が忘れにくくなりますよ。
ここでは、読書記録初心者さんや読書記録に挑戦してきたけど、続かなかった人に特におすすめの商品を紹介します。
読書記録ノートを選ぶ際の参考にして下さいね。
読書記録初心者さんには週刊誌4コマノート・ミニ
- A5サイズ
- 枚数88枚・176ページ
- 税込み150円
無印良品の週刊誌4コマノート・ミニは、読書記録初心者さんに特におすすめのノートです。
紙は古紙なのでザラザラとしており、ゲルインキボールペンで文字を書いても裏写りしにくいです。
マーカーは裏写りするので、使うペンは選んだ方がいいでしょう。
この無印良品の週刊誌4コマノート・ミニを使った記録の仕方は、2つあります。
1つ目は、一枠に一冊の本について書く方法。
2つ目は、印象的な文を抜き出し、隣に自分の思ったことを書く方法です。
1つ目の一枠に一冊の本について書く方法は、枠に読んだ本のタイトル・著者名・印象に残った一言を書きましょう。
タイトル・著者名とともに、印象に残った一言を書くことで、その一言がヒントとなり、本の内容を思い出しやすくしてくれます。
この方法は、枠が埋まりやすく、記録することが少ないので、面倒なのが苦手な人も続けやすいのではないでしょうか。
とても簡単な反面、たくさん記録したいことがある人にはこのノートは向いていません。
逆にTwitterでツイートするように気軽に記録したい人には、おすすめの読書記録ノートです。
2つ目の印象的な文を抜き出して、隣に自分の思ったことを書く方法を解説します。
週刊誌4コマノート・ミニは、1ページに4つのコマが2行並んでいます。
右側一行、4つのコマに小説なら印象的なシーンやセリフ、ビジネス書なら試したいことなどを抜き出しましょう。
右側の1コマに抜き出した文について、自分の感じたことや自分なりの言い換えを書く方法です。
4つのコマと枠が決められているので「4つ抜き出す」という、わかりやすいゴールが定められることになりますね。
ゴールが決まっていると、意外と簡単に枠を埋めることができるので、試してみて下さい。
このノートは、枠が見開きで16コマあり、眺めていると、スタンプラリーのように埋めたくなってきませんか。
枠を埋めたいという気持ちは、読書へのモチベーションにもつながるのでおすすめです。
読書量が多い人には文庫本ノート
- 約148×105mm
- 枚数144枚・288ページ(薄型:枚数48枚・96ページ)
- 税込み190円(薄型:税込み150円)
無印良品の文庫本ノートは、読書量が多い人におすすめです。
週刊誌4コマノート・ミニでの読書記録に慣れて、もう少し深く読書記録したい人が挑戦するといいかも知れませんね。
文庫本と同じ製本方法で作られているノートです。
紙質はサラサラとしていて、書き心地がとても良いですよ。
ノートにはしおりひもがついていて、記録を中断、再開するときにサッと開けてとても便利です。
商品名の通り、見た目が文庫本なので、記録していると「自分だけの読書記録」を執筆している気分になれますよ。
文庫本サイズなので、読み終わった文庫本と一緒に本棚にしまうと収まりがいいですね。
無印良品の文庫本ノートで読書記録をするときは、週刊誌4コマノート・ミニよりも書くスペースが増えます。
タイトル・著者を書いて、読書する前に「読もうと思った理由」も一緒に書いてみましょう。
読書する目的がはっきりしている方が、知識を効率良く取り入れられ、記憶にも残りやすいです。
私は、なんでこの本を読み始めたのかわからなくなって、ただなんとなくダラダラと読んでいたことがありました。
その本の内容は、何も頭に残らなかったので、今考えると、ものすごくもったいないことをしてしまったなと思っています。
そんな失敗経験を活かして今では読もうと思った理由を書き留めてから、本を読むようにしています。
読もうと思った理由をノートに書いていると、知りたいことを見失わずに済むので、知識という宝探しがしやすくなりますよ。
読書する理由を書いたら、印象に残った文を抜き出して、それについて自分が思ったことを書いてみましょう。
ここで大事なのは、ノートを隙間なく埋めようとしないことです。
ノートを埋めようとして、そんなに印象に残っていない文を無理矢理書いたり、感想をひねり出したりするのはやめて下さいね。
人間誰しも苦痛だと思ったことはやりたくなくなり、後回しにしてしまいますよね。
読書記録が苦痛だと思うと、後回しにして続かなくなってしまい、読書が嫌いになってしまうかも知れません。
学校で提出させられる読書感想文ではなく、自分のために書く読書記録だということを忘れないようにして下さいね。
読書記録の書き方をマスターして自分を高める方法
読書記録とは、本を読んで印象に残った文やセリフ、自分が感じたことを記録しておくことです。
読書記録を作るメリットは、本を読んだ内容が忘れにくくなるということです。
これから、読書記録を作るメリットや書き方を紹介していきますね。
読書記録を作るメリット
読書記録書くだけでどんなメリットがあるの?
ビジネス書や実用書を読む理由は、生活に活かしたいからではないでしょうか。
小説を読むときは、面白かった内容を人に伝えたいということもありますよね。
しかし、本を読み終わったばかりのときは覚えているのに、内容を全く思い出せないのでは、せっかく読んだ時間が無駄になってしまいます。
人はインプットしただけでは、知識が脳に定着ことはありません。
インプットのあとにアウトプットがあるから、知識が脳に定着するのです。
本を読んでインプットした知識を読書記録を書くことによって、アウトプットする。
この一連の流れをすることで、本を読んだ内容が忘れにくくなりますよ。
読書記録ノートを書くための本の読み方
読書記録ノートを書くためには、本の読み方を工夫すると記録を書きやすいです。
工夫するポイントを紹介しますので、意識しながら本を読んで見て下さい。
- メモに取る
- 付箋を貼る
- マーカーを引く
- 本に書き込む
読書しながら印象に残ったところをメモに取ったり、付箋を貼ったりしていきます。
そのとき、マーカーを引いて、自分が思ったことを本に直接書き込んだりしながら読み進めていきましょう。
本に直接書き込むことに、ためらいがあると思います。
そんなときは、この言葉を自分に問いかけてみて下さい。
「購入した本、何回読み返していますか?」
ほとんどの人は、読み返さないのではないでしょうか。
それなら、一回の読書を深く、実りあるものにするために、思い切って書き込んでしまいましょう。
私は、いつもビジネス書に書き込む前に「購入した金額分の知識を得て成長するぞ!」と思いながら書き込んでいますよ。
読書記録に慣れていないときは、どこに印をつけていいのかわからないと思います。
そんな人は「印象に残ったことを3つ探し出すぞ!」と、目標を立てて読んで下さい。
簡単な読書記録の書き方
読書記録の基本項目はこちらの7項目です。
- タイトル
- 著者名
- 出版社
- 出版日
- 読了日・読書記録日
- 印象に残った文を抜き出す
- 抜き出した一文について一言コメントを書く
読書記録日を書くことで、日記のように振り返ることができるので面白いですよ。
特に小説の読書記録は、同じ本を再読したときに今の自分と、昔の自分で感じ方が違う場合もあるのでおすすめです。
他にも「本を読んだ場所」「本の裏のあらすじ」を書くのも内容を思い出すきっかけになるので、試してみて下さい。
ビジネス書の読書記録は、本から学んだことを将来どのように活かしたいのか書きましょう。
本から学んだことを実践しやすくなります。
小説の読書記録の書き方は、登場人物の名前やそれぞれに抱いた感想を一言添えておくといいでしょう。
一言書いておくだけで、それが記憶を呼び覚ますきっかけとなり、あとは芋づる式で本の内容を思い出すことができますよ。
読書記録はアプリよりノートに手書きする方がいい
読書記録をノートに手書きするって面倒だな…
アプリでに記録するのはだめなの?
読書記録をノートに手書きするのは、スマホでアプリに記録するより時間がかかって面倒ですよね。
読書記録アプリは、様々な機能が付いていて便利ですし、記録が簡単でメリットしかないように見えます。
読書記録をアプリだけでするのは、ノートに手書きで記録するより忘れやすいというデメリットがあります。
読書記録をノートに手書きした方がいい理由はこちらです。
- 忘れにくい
- 読書に集中できる
<忘れにくい>
ノートに手書きするということは、ペンを握って、手を使い、文字を書くという工程をたどりますよね。
その工程をたどって「手書きする」ということ自体、脳がとても集中するので忘れにくくなるのです。
ノートに手書きするということは、スマホやPCの入力より記録するのに時間がかかりますよね。
時間がかかるぶん、なるべく短い文で書こうと無意識のうちに要約し、記録しているので脳に負荷がかかり、本の内容が忘れにくくなるのです。
<読書に集中できる>
あなたの使っているスマホにはSNSやYouTube、動画のアプリが入っていませんか?
スマホには、楽しいことがいっぱいで誘惑が多いです。
読書の途中で読書記録アプリに記録をつけておこうと、スマホに触ったらそのままスマホをいじってしまった…そんな経験はないでしょうか。
私は、読書中にスマホを触ったら100%SNSをチェックしてしまいます…。
ノートに手書きで記録するのは、誘惑に負けず、読書に集中できるというメリットがあるのです。
読書記録アプリを実際に使ってノートと比較してみた
読書記録には、ノートの方が良いと解説してきましたが、もちろん読書記録アプリには、読書家に嬉しい機能がたくさんあります。
実際、家族が読書記録アプリを複数使っているので、話を聞いてメリット・デメリットを比較してみました。
比較した結果、読書記録アプリと読書記録ノートの併用をおすすめします。
読書記録アプリの機能を使いつつ、本の内容を忘れないように手書きで記録を取るという方法が、一番本の内容を忘れない記録の仕方です。
読書記録アプリにはいくつか種類がありますが、併用するのにおすすめのアプリを2つ紹介します。
- 読書メーター
- ブクログ
<読書メーター>
読書メーターは、読者初心者さんにおすすめのアプリです。
読書ページ数や冊数がグラフとして表示されるので、視覚的に読書量を見ることができます。
グラフで見ることができるから読書のモチベーションは上がるよ!
グラフやデータなどの数値的な表示は、アプリの得意分野でしょう。
SNSのように使える機能があり、読書好きの人と交流したい人にはおすすめの機能です。
お気に入り登録した利用者が読んでいる本、読みたい本などを見ることができるタイムライン機能。
同じ本を読んだ人の感想が表示される共読機能。
他にも、メッセージを送る機能や読書に関係ないつぶやきもできるTwitterのような機能もあります。
読書好きの人との交流を楽しむというのは、ノートに手書きで記録するだけではできないので、アプリならではのメリットですね。
一方、SNSのような機能があるということは誘惑にもなり、集中して読書するという面ではデメリットになってしまいます。
<ブクログ>
ブクログの特徴である「本棚」は、感想を書いた本、読み終わった本など項目別に表紙を並べて表示することができます。
ノートに本の表紙並べてを記録するには、表紙をコピーして、はらなければなりません。
とても手間がかかってしまうので、ノートには不向きです。
表紙を並べて表示することは表紙のデザインを眺められて、見ていてとてもワクワクします。
しかし、読みたい本や積読の本も登録すれば本棚に表示できてしまうので、並べただけで読んだ気になってしまう人にはおすすめしません。
小説は読書メーターで、漫画はブクログに記録しているよ。
どうして違うアプリに記録しているの?
読書メーターは漫画のページ数もカウントしちゃうから、アプリを分けて純粋な読書のページ数を把握できるようにしているよ。
読書記録アプリには読んだ本、読みたい本を登録でき、検索することができます。
この機能は、本屋さんで本を探すときにとても便利です。
読書記録アプリを実際に使って、ノートと比較してみました。
本の管理や交流を目的としてアプリを使い、記憶に残すためにノートに記録するという使い方がベストではないでしょうか。
まとめ
- 読書記録におすすめなノートは無印良品の週刊誌4コマノート・ミニと無印良品の文庫本ノート。
- 読書記録とは、本を読んで印象に残った文やセリフ、自分が感じたことを記録して置くこと。
- 読書記録を作るメリットは、本を読んだ内容が忘れにくくなるということ。
- 読書記録ノートを書くために読書するときは、メモを取ったり、付箋を貼ったり、マーカーなどで書き込みをするといい。
- 読書記録には、タイトル・著者名・出版社・出版日・読了日・印象に残った文・自分のコメントを書く。
- 読書記録をアプリのみでするのは、ノートに手書きで記録するより忘れやすいといデメリットがある。
- 読書記録をノートに手書きした方がいい理由は忘れにくい・読書に集中できる。
- 本の管理や交流を目的としてアプリを使い、記憶に残すためにノートに記録するという使い方がベスト。
今回ご紹介した、無印良品のノートで読書記録を始めたら、覚えた知識を忘れずに実践することができます。
読書記録ノートを作って、世界に一つだけの「自分のための本」にしてみてはいかがでしょうか。
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